[ニュース]有給休暇、日本の消化率は最低(世界22カ国調査)

 

有給休暇、消化してますか?

米国の旅行予約サイト大手Expediaがまとめた調査によると、2012年における日本人の有給休暇消化率は前年に引き続き世界で最下位だったそうです。

 

以下に記事を抜粋します<(_ _)>

日本で今回調査対象となった人の有給休暇日数は平均で前年より2日多い13日だった。一方で、未消化日数は前年の6日から8日と2日増え、消化率38%と引き続き世界最下位だった。

 

日本人が有休を消化しない理由としては「経済的な余裕がない」がトップで、以下は「同僚から否定的な見方をされる」「家族等とスケジュールが合わない」「計画不足」「繰り越しができない」と続いた。

一方世界平均では「家族等とスケジュールが合わない」がトップで、以下「繰り越しができない」「経済的余裕がない」「消化しない場合、手当が支払われるから」という順だった。

世界的に見ると「同僚から否定的な見方をされる」を挙げる割合は、アジア諸国で高く、その中でも主な理由としているのは日本のみ。また「上司が有休に対して否定的である」という答えの割合も世界で4位と高く、日本の有休消化率の低さは、人間関係に起因するものが大きいと、Expediaは分析している。

 

”休まない””長時間に職場にいる”ことが美徳とされる古来からの日本独特の風習が影響しているかもしれません。

ワークライフバランス推進の職場では、逆に ”休まない””長時間に職場にいる” = 仕事が出来ない(効率が悪い)という評価にシフトしています。

職場の働き方を見直し、”時間当たりの仕事量”や仕事の質を評価する仕組みにすることで、ダラダラ残業をなくし、キチンと定時に帰れて休みも取れる、スタッフが健康で仕事もいきいきとこなす…そんな職場なら、職場全体の業績が上がることは容易に想像できますね!(^^)!

 

基の記事はこちら(ニコニコニュース)

http://news.nicovideo.jp/watch/nw437592

 

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夫婦円満の秘けつは?スウェーデン研究(AFPBB News)

 

夫婦円満の秘訣は平等な家事分担にあり?←という記事が興味深かったので紹介させていただきます(*^_^*)

 

記事の一部を抜粋しました。

 

パートナーと良好な関係を保つ方法の1つは、家事の平等な分担であるという調査結果が米科学誌「プロスワン(PLoS ONE)」に発表された。

研究者によると、家事分担が不平等な場合、精神的負担を強いられるのは女性だという。この平等性の問題は、ひいては家事に取り組む女性がパートナーの男性より不利だと感じる結果につながっていく。

 調査では、スウェーデンのウメオ大学(Umea University)の研究者らが1981年から2007年にかけて同国内の産業都市に住む723人を対象に行った学歴・家庭生活・健康状態・仕事に関するアンケートの結果を分析した。

 調査結果によると、21歳の時点では不安や焦燥感、集中力の欠如などの心理的ストレスは男女でほぼ同程度だった。だが42歳になると男性はストレスのレベルが変わっていなかったのに対し、女性はストレスが増していた。

 女性が感じるストレスの主な原因は、家事分担の不平等性だった。最もストレスが強かった女性たちは、家事をより多くこなしていただけでなく、パートナーとの間で男女の不平等性も強く感じていた。研究者らによると、家事を多くこなしていてもパートナーとは平等だと感じている女性は、ストレスが消散されていたという。

 同論文は、「調査結果は、問題は家事分担の平等性だけではなく、家事を分担する2人の関係性もあることを示す」としている。

 

米心理学者のジル・ウェバー(Jill Weber)氏は健康に関する情報サイト「WebMD」の取材に対し「労働自体が問題というよりも、パートナーがサポートしてくれないと女性が思うことがストレスにつながる。不平等感は、精神的サポートの欠落と解釈されることが多い」と述べた。

 

また、家族心理学者のアラン・メインビッツ(Alan Manevitz)医学博士も同サイトに対し、実際の家事分担量よりも、パートナーから尊敬や感謝の念が感じられないことのほうがストレスにつながると指摘している。同博士は「片方に不満があると、ストレスは家族中にまん延する。鍵となるのは分担について互いが同意し、意見を同じくしながら柔軟に対応していくことだ」と語った。

 

 

コミュニケーションが大切ということは、よく言われていることですが、女性側のストレスが多いことについて、”家事をやってくれない”と合わせて、なかなか”男性が女性の話を聞かない”という声を良く聞きますね。

 

ずっと話を聞いてくれないと、それだけで不安や不満が増してきます。「奥さんがコワイ」といっている方、その兆候かもしれません(-“-)気付いたときは手遅れ…ということにならないように、まずは「話を聞く」ことから実践してみませんか??

 

 

基記事はコチラ

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2885903/9166688

 

 

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女性の労働力参加と出生率の関係について

 

ときどき、夫婦共働きが増えると子供が減っていくのでは?という声を耳にします。

実際のデータはどうでしょうか?

 

「女性の労働力参加と出生率の真の関係について」(山口(2006))の報告を以下に抜粋します。

 

1980年以前は負であったが、1980年代半ば以降、正へ転じた

                 ↓

「女性の労働力参加の増加は、かつては出生率の減少をもたらす傾向があったが、現在ではむしろ出生率増加をもたらし、少子化傾向の歯止めの役割を果たす」

                 ↑

            論理的根拠は曖昧

 

女性の労働力参加の増加で、出生率も増加するということですが、それについてはさまざまな要因が複雑に関与してしるため、論理的根拠を導き出すのは厳しそうですよね(^^ゞ

 

良く聞く理由の一つとしては、共働きによって家庭の経済状況が安定すると、安心感から子供を産みやすくなる。

ということを聞きます。

 

いずれにしても、「夫婦共働きが増えると子供が減っていくのでは?」という問いに対しては”そうではない”ということは言えるかもしれません!(^^)!

 

 

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職人気質な人たちの働き方の見直し(~WLB情報通信より~)

 

”㈱ワークライフバランス認定コンサルタント”を取得している私のところへ定期的に「WLB情報通信」が届きます。

そこで、今日はその中で面白い記事がありましたので紹介させていただきます=^_^=

 

”職人気質な人たちの働き方の見直し”

 

業務の共有化をしようとか、仕事を抱え込まずに仕事をしようという働きかけをすると、「この仕事ができるようになるには、経験が必要だ。

まだ渡せない」というような反応をもらうことがあります。特にベテランの男性に多いようです。確かにこれまでの長い社会人経験の中で培ってきたものは、すぐに部下や後輩には渡せないかもしれませんが、

 

【本当に時間をかけることだけが解決策かどうか】

 

を考え直す必要があります。

ここで私がよくご紹介するのは「ある靴職人」の話。

山口千尋さんという靴職人がいらっしゃいます。紳士靴を作られています。
日本人で初めてギルド・オブ・マスタークラフツメンを本場英国で授与された、”本物の職人さん”です。

「師匠が10年かけて身につけた技術やノウハウを、弟子が身につけようとしたとき、同じように10年の時間をかける必要があるか」という質問に、決してそうではないと答えています。

「たとえ10年かけて身につけたものでも、文章にすることで弟子に5分で伝えられるのなら、そうすべてきだ」と答え、わたしたちが日々の業務で行おうとしている、マニュアル化の視点をもっていらっしゃるのです。

つまり師匠から弟子に仕事を渡すとき、10年の経験を5分にすることで残りの9年と364日を弟子は別の技術を身につけるために使うことができるという考えなのです。そうすることで、紳士の革靴は少しずつ進化をし、今の形になったのでしょう。

技術とノウハウがものをいう”本物の職人”でさえ、時間をかけることだけが解決策ではない可能性を信じているのです。職場にいる、クライアント企業にいる”職人気質のビジネスパーソン”には本当に時間をかけることだけが解決策なのか、改めて考えてもらう必要がありそうです。

これからの働き方の考え方として参考になりますね(*^_^*)

 

  

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固定的性別役割分担意識「男は仕事、女は家庭」について(内閣府「共同参画10月号」)

 

「男は仕事、女は家庭」…まだまだ日本では古来の考え方が根強く残っていると言われていますが、実際の統計データはどうでしょうか??

内閣府「共同参画」2012年10月号の特集1に載っていましたので、以下抜粋します(アドレスは下の方に載せています=^_^=)。

 

 

1.男女共同参画を男性の視点から見ると

(1)「固定的性別役割分担意識」が男女共同参画の大きな障害

男女共同参画社会の実現に向けた大きな障害の一つとなっていること。

それは、人々の意識の中に長い時間をかけて形づくられてきた性別に基づく「固定的性別役割分担意識」です。このような意識は、時代とともに変わりつつありますが、今も依然として根強く残っています。

 

内閣府の実施した世論調査によると、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という「固定的性別役割分担意識」に関する質問に対して、平成21年調査では男性の45.9%、女性の37.3%が賛成と答え、男性により強く残っていることが分かります(図1)。

共働き世代が増加する中(図2)、性別で役割を固定的に考えるのではなく、仕事や家事、育児など、今まで以上に広い分野で、男性と女性が協力しあうことが必要な時代になってきているのではないでしょうか。

 

 

図および本文はコチラ

「共同参画」2012年 10月号  内閣府ホームページ

http://www.gender.go.jp/main_contents/category/kyodo/201210/201210_02.html

 

思っていたより、「男は仕事、女は家庭」という意識の方が多くて驚きました(@_@;)

戦後の高度経済成長期の状況では良かったようですが、今の厳しい経済状況では男性のみの収入で家庭を支えるのは厳しいようですね。。。

 

 

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関東臨床工学会にて⑤(シンポジウム報告続き)

昨日の続きです<(_ _)>

 

考察として、どうして、両立支援がなかなか浸透していかないのでしょうか?その原因の一つとして、『両立支援に対する誤解』があることが指摘されています。

 

よくある誤解の代表的なものとして「両立支援は子育てしていないスタッフにはメリットがない」「女性・若い世代だけ・一部の人間の問題だから自分は関係ない」という声を耳にします。それは誤りで、『両立支援は、あらゆるスタッフにメリットがあります』

 

両立支援とは、年齢や属性など多様な背景を持つ、全てのスタッフにとって『働きやすい環境』をつくることで、両立支援を行っている施設では、独身従業者の定着率が高く、優秀な人材の離職を防ぐと言われています。

 

他にも、現在の若者の就職したい職場のランキングは『両立ができる職場』が、上位に選ばれておりますので、優秀な人材の確保に繋がり、その傾向は益々強くなってきていることが指摘されています。

 

さらに、『病院(うち)は特殊だから両立支援は無理』という声がありますが、『臨床工学技士は、一人前になるのに時間を要します。育児を機に退職させるのではなく、皆が両立できる環境で定着率をUPさせることでローテーションもうまくいき、人の入れ替わりを少なくすることで新人とベテラン相のバランスもとれ、ミスを減らすことができるかもしれません。

「特殊だから無理」でななく、特殊なら特殊なりに「業務を見直して出来ることからやって行くことが大切と言われています。」

 

 

両立支援(ワークライフバランス)の取組みを行うことで得られると言われているメリットを以下に示します。

日本国⇒持続的発展

職場⇒優秀な人材の確保、モチベーションや満足度の向上、業務の効率化、業績・成果の向上など

個人⇒充実した人生、健康面の向上、やりがい、自己研鑽の時間がとれる、創造性や自己管理能力の向上

 ↑ これらがお互いに相乗効果を生み、好循環の状態に持って行くことができると言われています。

 すなわち、職場も、個人も、家族も、社会も皆がHAPPYになる、それが両立支援(WLB)のメリットと言われています。

 

 

当会男女共同参画委員会の目標は次の通りです。

 

「仕事」と育児・介護など、多様なライフスタイルを選択でき、それぞれが個人のパーソナリティを活かし、その能力を100%発揮できる 、皆がいきいきと働く環境作りの実現を目指し、優秀な人材の確保と流出を減らす、モチベーションの向上、自己研鑽の時間が取れるなどにより、臨床工学技士の発展すなわち患者様へよりよい医療の提供に繋げられるような活動をしてきたいと思っています。

  以上です。<(_ _)>

 

 

当日は、時間が押していたために十分なディスカッションが出来ませんでした。しかしながら、唯一のシンポジウムに

このテーマを選んでいただけたこと、会場へたくさんの方に来ていただけたこと等々…本当に感謝しております=^_^=

 

 

両立支援に関するご質問など、このHPから直接メールが送れるようになっていますので是非ご利用下さいm(__)m

 

 

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関東臨床工学会にて④(シンポジウム報告続き)

昨日の続きです<(_ _)>

 

3つ目の課題は、「復帰後の不安や就職先の問題」です。

意識調査の結果によると、「育児を機に一度退職して、子供が大きくなってから復帰したい」という女性が約4分の1を占めていました。

 

育児を機に退職した、もしくは退職せざるを得ない状況で退職した、いわゆる“潜在CE”の復帰への道筋を作る必要があると思います。

 育休や離職によるブランクは「ついていけるのだろうか?」という浦島太郎状態不安の方でも仕事復帰が可能な、再研修制度の構築について、「復帰したい」という方に対して既存のY・ボードのネットワークなどを使い、研修先施設や就職先を探せるようなシステムが出来ないかどうか検討しているところです。

 

 

 

4つめの課題として、「結婚する女性は昇格させない」など結婚・育児を機に昇給・評価に差がでる、という訴えが多く聞かれます。このような現状のために「結婚」や「妊娠」を躊躇し、気付いたら30歳代後半になってしまい、職場での地位はある程度安定したものの、子供が出来にくい年代になってしまった。というようなケースが増えていることは、日本国内でも問題になっています。

 

これからは「安心して育休に入れる」「結婚・育児か仕事かの選択に迫られない」「両立しながらキャリアアップでき、モチベーション高く仕事できる」そんな職場が求められています。

 

そこで、こういった問題に対しては、まず今すぐに出来ることとして、成功事例の紹介が有効であると考えます。

 

そこで、『ワークライフバランス』の取組みで有名な、静岡県にある聖隷三方原(みかたはら)病院CE室の取組みを当ブログで連載として紹介させていただいております(詳細はそちらを参考にして下さい)。⇒7月18日~9月28日連載

 

公平な人材評価により、属性・年代・立場などに関係なく高いモチベーションを持ち、キャリアアッププランを描くことが可能ということです。つまり、多くの方が持っている両立に対する不安をなくし、離職率の軽減だけでなく、様々な事情のあるなしに関わらず能力発揮できるということです。

 

これからの人材評価の在り方の見直しをするうえで大変参考になる事例のひとつです。

 

 

 

次回に続きます<(_ _)>

 

 

 

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関東臨床工学会にて③(シンポジウムの報告)

11月4日(日)に、開催された第3回関東臨床工学会(つくば国際会議場)の参加報告のつづきです=^_^=

 

シンポジウム 「臨床工学技士会のこれからを考える~働きやすい職場環境について~」で ” SP-06 当会における男女共同参画活動について”を報告させていただきました。

 

前回のプレゼンの概要の紹介の続きです<(_ _)>

 

当会の状況について、男性会員の退会者はいずれの年代においてもほぼ同じ割合でしたが、女性会員の退会者は、全体の約8割が20歳代~35歳でした。この分布より、女性は結婚・育児を機に離職している方が多いことが推測されました。

 

また、当会で行ったアンケートの結果によると、“女性技士が業務を続けていく上での問題点は何か?”という問いに対して “仕事と家庭の両立”と答えた女性技士が約7割を占めました。

 

では、仕事を続けていく上で最もネックになっている、「仕事と家庭の両立」について、アンケート結果を基に、代表的な課題を4つ抽出しました。

 

まず1つめの課題は、「託児所が職場にない」「託児所があっても臨床工学技士は使えない」等、託児所に関する問題です。

 対策として⇒行政への何らかの働きかけが出来ないかについて検討。

 

 

2つ目の課題は、「育児との両立で肩身が狭い」「本人の意志とは無関係に部署変更やパート、それどころか退職させられた」という女性技士の悩みや、「なぜか女性が辞めてしまう」という上司、「育児に参加したいが帰りにくい」という男性技士からの悩み等…職場の雰囲気などの問題があります。

 対策として⇒両立支援ガイドブック発行や情報発信

 

職場の雰囲気は、施設によって大きなばらつきがあることが考えられます。育児を機に退職する方の理由の約半分を占めるという、“職場環境”を改善し、離職者を減らすためには、両立が容易な環境すなわちWLBを実現させる必要があります。

 

その第一歩として、両立の取組みの底上げとなるべく、ベースとなる(一般的な)両立に関するガイドブックを作成している所です。

 内容は、“妊娠がわかったら”からはじまり、その場面におけるガイドで、ママ編、パパ編、上司編を掲載予定です。上司編は、両立する方への対応や職場環境の見直しについて記載しています。

 

当ホームページや当会発行物(会誌、たより)による情報提供と、個別の相談を受付けています。具体的には、当HP上の“技士会の要望・相談”から、担当者へ直接メールが送信出来るようになっています。現状では、技士会での活動方法や職場の雰囲気に対する相談などがあります。

 

県技士会の中で、このような活動を始めたいがすぐには出来ない、という場合には、このHPのリンクを自由に貼っていただいて構いませんので、ご活用いただけたら幸いです。

 

 

次回に続きます<(_ _)>

 

 

 

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【活動報告】第3回関東臨床工学会にて②

 

11月4日(日)に、開催された第3回関東臨床工学会(つくば国際会議場)の参加報告のつづきです=^_^=

 

シンポジウム 「臨床工学技士会のこれからを考える~働きやすい職場環境について~」で ” SP-06 当会における男女共同参画活動について”を報告させていただきました。

 

その、プレゼンの概要を数回で紹介させていただきたいと思います<(_ _)>

 

 

まず、背景として今の日本の状況について次の内容を説明するつもりでした(時間がなかったために省略しました)(^^ゞ

 

日本は現在、月60時間以上残業をしている人の割合が世界で最も高い国、世界一労働時間が長い国です。そのため、私生活では家族とのコミュニケーションや自己研鑽の時間が取れないことが問題と言われています。

 

では、日本は労働時間に見合った成果を出しているのでしょうか?

日本の”労働生産性”(就労者1人当たりの付加価値額:就業者1人当たり、あるいは時間当たりの生産量)は、主要先進7カ国の中で最下位です。日本は、残業時間はトップクラス、仕事の成果は最低クラスという悪循環の負のスパイラルにはまり込んでいます。

 

また、労働力人口の減少により、年金や医療をはじめさまざまな社会制度の基盤を揺るがし、国力の衰退につながることが危惧されています。

厚生労働省研究会が試算した、我が国の就業者数の推移の予想を示したデータによると、2010年の就業者数は6,298万人ですが、女性・高齢者などが働ける対策を行わない場合には、2030年には845万人減の5,453万人まで減少し、対策を行った場合には213万人減の、6,085万人までの減少にとどまる、という試算結果です。

 年金の支払い手を増やすには出生率の向上だけを行っても効果がなく、女性が離職せずに継続就業することの両方の対策が必要であることがわかってきました。

 

つまり、政府としては女性には子供を産み育てながら、かつ働いてもらいたいのですが、日本の女性は先進諸国の中でも最も出生率および労働力率が低い現状にあります。

 

 そこで、政府は“女性の活用”を促すために“「女性の活躍による経済活性化」行動計画~働くなでしこ大作戦”を政府全体で取り組むことを公表しました(詳細は当ブログで紹介済)。

 

次回に続きます<(_ _)>

 

 

 

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【レシピ紹介 ~幼児を持つパパ、ママ編⑬~】

 

今日は“ひき肉と野菜のそぼろ”のレシピです(*^_^*)

 

 

材料

・野菜 500g (たまねぎ、人参など)

・豚ひき肉  500g

・塩  小さじ1

・油  少々

 

①野菜はみじん切りにし、油で炒める

②ひき肉を加える

③火が通ったら塩をする

 

※小分け(100g程度)し、保存しておくと便利!(^^)!

 

 

我が家では、玉ねぎとひき肉のみで作り、冷凍で小分け保存しています。

思いたってオムレツを作ったり、肉みそを作ったりハンバーグを作ったり重宝しています♪

 

  

是非、試して下さいね(*^_^*)

 

 

 

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