ときどき、夫婦共働きが増えると子供が減っていくのでは?という声を耳にします。
実際のデータはどうでしょうか?
「女性の労働力参加と出生率の真の関係について」(山口(2006))の報告を以下に抜粋します。
1980年以前は負であったが、1980年代半ば以降、正へ転じた
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「女性の労働力参加の増加は、かつては出生率の減少をもたらす傾向があったが、現在ではむしろ出生率増加をもたらし、少子化傾向の歯止めの役割を果たす」
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論理的根拠は曖昧
女性の労働力参加の増加で、出生率も増加するということですが、それについてはさまざまな要因が複雑に関与してしるため、論理的根拠を導き出すのは厳しそうですよね(^^ゞ
良く聞く理由の一つとしては、共働きによって家庭の経済状況が安定すると、安心感から子供を産みやすくなる。
ということを聞きます。
いずれにしても、「夫婦共働きが増えると子供が減っていくのでは?」という問いに対しては”そうではない”ということは言えるかもしれません!(^^)!
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