暑い日が続きますが、皆様体調など崩さずお元気にお過ごしでしょうか?
今日は、大学の講義の話です。
私は現在の大学に着任したのが、今年4月です。
臨床工学のコースが設置されるとのことでご縁があり、まだ学生数は少ないですが今は動機づけの授業や、工学、医学の基礎の授業が開始されています。
またほかの学科の応援?として救命救急コースで医学の基礎を講義したり、心理学科で精神医学を講義したりと、何でも屋さんみたいな感じになっています。
精神医学については大学院時代に指導してもらったのが精神の先生だったから?という兼ね合いと違和感を持ちながら何とか、何とか前期が終了した感じです。
ある日、熱心な学生が精神医学の授業後に、写真にある記事の切り抜きを持ってきました。
「先生、もう障害者とは呼ばない動きになっているのですね。。。」と話しかけてきました。
よく読むと、差別意識や不快感を生まないように精神神経学会が病名変更の指針を発信されたとのこと。
私はずっと「障害者」という言葉で学んできた人なので、授業の中では当たり前のように「障害者」という言葉を頻繁に使用していました。
学生には耳障りだったのでしょうか。
次の講義からはこのことを学生にも周知し、目まぐるしく変わる医療の情勢に皆さんも興味を持ってくださいとフィードバックしました。
学生から日々学ぶことは多いです。ホント、負けてられないですね。
髙橋純子