今回は10月4日に北九州市で開催された第9回九州臨床工学会について報告します。
当日はY-board企画「臨床工学技士100人に聞きました」と題し、事前にWebアンケートを実施し、その結果を基にディスカッションを行うセッションでした。
その中の設問で「男性として悔しかったこと、女性として悔しかったこと」というものがありました。
結果は男性:特になし、女性:職場での地位に不満という内容が最も多く、この設問に対して意見を求められました。
「アンケート結果より20-30代の女性技士が自分の地位に対して不満があることがわかります。
結婚、出産による離職、休職も関わっているのだと推測されます。
当委員会では本年度より日本臨床工学会内でワークライフバランス(WLB)セミナーと題し、管理職の方々に焦点を当てたセミナーを開始しました。
その中で適正な人事評価の方法なども紹介しています。―(中略)― 将来には介護のために仕事が制限される人が増えることも予想されます。その時に「離職しない、させない」職場環境を作っていく必要があると感じます。」と述べてきました。
WLBは女性だけのものではありません。広義で多くの方にWBLを知ってもらい浸透させていく必要があると感じました。
※アンケートはWeb上で行われたものであり、臨床工学技士だけとは限りません。
@しもじょう