5月某日 東海医療科学専門学校の3年生対象に就職ガイダンスを行いました。
毎年恒例で、学生の皆さんが実習に向かう前のタイミングで就職ガイダンスとして病院紹介をしながら、病院選びのポイントや実習前の心構えなどを講義しています。
講義は、聖隷浜松病院と聖隷三方原病院で約180分!(結構な時間ですよね ありがたいです)
そして、今回新たに追加した試みを紹介したいと思います。
我々、聖隷福祉事業団では採用活動担当者として室長プラス、リクル-タ-といって4~5年目の職員を1名各病院から選出することとなりました。
このリクル-タ-は、年の近い先輩の生の声を届けるという役割を担っており、技士長には質問しにくいけど・・・といった学生の気持ちを汲み取った取り組みなのです。
そして、今回は講義の最後にグル-プワ-ク形式で4つの班に分かれ質問コ-ナ-を設けてみました。
おそらく、効果はバツグン!!今までやってきた中で、最も質問が出たと思います。きっと少人数だし、先生もいないし聴きやすい環境だったのだと思います。
学生さん達も、いろいろ聴きたいことが聴けたと信じています。
ちなみに、私の班から出た質問
- (女性から)結婚や出産、復帰後などは循環器やカテ-テル業務につけなくて、女性は不利な環境と聴いたのですが、どうなんですか??
- まだまだ技士の世界は男性社会で、女性がOP室に入ると“女性だから・・”という目で見られ、対応されると聞いたのですが・・・
などなど、男女共同参画委員活動に関係のある質問も、学生さんからは聞かれました。これから、職業人として不安なことなのでしょう・・・そんな不安を無くしてあげたい!そう思いました。
最後に、毎年思うのですが将来楽しみな若い人材を前にして質問を受けたり、講義を受けている顔を見ていると逆にパワ-をもらっている気がします。
これから、実習・就職活動・国家試験の準備と忙しいけど、みんながんばれ!!
@てらたに