山形大学病院での宿日直体制について

私の勤務する山形大学医学部附属病院では特定集中治療室管理料1を取得するために、平成26年4月13日より、専任の臨床工学技士による宿日直体制を実施しました。そして4月、5月と実績を重ね、平成26年6月1日に算定が開始されました。

 国立大学法人病院では、以前より東大病院などが臨床工学技士の当直体制をとっていましたが、特定集中治療室加算を目的とした宿日直体制の実施は、全国でも山形大学が先駆けとなります。(ちなみに初は、岡山大学さん!)

 なかでも、少人数で始めた宿日直体制は、日勤帯の勤務者数を減らしてしまい、人手不足となっています。そこで、昨年、今年と臨床工学技士4名の増員を認めてもらいました。

 特定集中治療室加算に関しては、夏期休暇や年休、代休などの取得困難、今後の人員確保、常勤、非常勤での規約の違い、夜間の業務体制、宿日直のデメリットなど宿日直体制の問題点が多く残っています。

しかし、臨床工学技士の院内常駐体制は、臨床工学部の役割と診療報酬加算の2つが組み合わさったことで、今後、益々期待の高まる臨床工学部と臨床工学技士の地位確立への一歩となったことは間違いありません。

 当院では、未就学児を持つ女性技士が2名います。そして2名とも、月に3回程度の宿日直をおこなっています。家庭を守り、そして私たちの職場も守ってくれる女性技士は、本当に頼もしい限りです!!

They are always such a big help!

(彼女たちはいつも私たちの大きな助けになります!)

We don’t know what we do without them.

(彼女たちがいなかったらどうなるかわからないよ)

 

まだ本気出していないだけ@ぱぱ