【内閣府カエルの星☆認定】再掲載!~聖隷三方原病院CE室~⑥
今回は、『キャリアパス』・『キャリアラダ-』の中身を簡単に紹介したいと思います。
【当事業団CE キャリアパス】
『事業団CE キャリアパス』は、対象となる職位・経験年数(目安)、それぞれに求められる役割を示しています。
そして、その役割を達成するために求められる(必要な)能力の評価として、事業団全体で共通の「コンピテンシ-評価」と「事業団CE キャリアラダ-」を使用しています。ちなみに「コンピテンシ-評価」は課長以上のマネジャ-が行う
評価となっています。
また能力開発の一環として行われる「事業団・施設内研修」や「事業団CE研修」は受けるべき必須の研修として設定しています。
【当事業団CE キャリアラダ-】
『事業団CE キャリアラダ-』のレベル分類はレベル1(1年目対象)~レベル4(7年目以上)の4分類となっています。評価項目は、組織性と専門性の大項目2分類で組織性の中に小項目(目標管理・倫理・危機管理)3分類、専門性の中に小項目(共通・固有)2分類と項目分けされています。
入社した新人はまず、レベル1から「はしご」を昇ることになります。その後、基本的には自己申告にて評価を受けるシステムとなります。
こちらは、レベル2の評価項目大分類「業務遂行」小分類「共通」の評価表の一部を抜粋したものです。
各項目に能力開発のための具体的な行動(図の左側)を明示し、その行動について評価をします。
評価者は、内容によって上位レベルのスタッフ~課長までを指定しています。全ての項目の評価を行い、全ての項目を合格したら次のレベルへというように進んでいきます。
次回は、1人の仮想女性スタッフが入社してからの運用をシュミレ-ションしてみたいと思います。