【内閣府カエルの星☆認定】再掲載!~聖隷三方原病院CE室~⑤
今回からは、取り組み②“公平な人材評価”について紹介したいと思います。
次の2つの図は、内閣府の男女共同参画局のホ-ムペ-ジ掲載の資料になります。
「社会全体における男女の地位の平等感」
「民間企業の役職別管理職に占める女性割合の推移」
これらをみると、働く女性の労働環境の程度の低さがうかがえます。
我々CE室は「働きたくなる職場」とは、スタッフ全員が高いモチベ-ションを持ち業務が行える職場だと考えています。
高いモチベ-ションの形成は、「承認」・「達成」・「仕事への責任」・「昇進」などの「自己の成長や自己実現を望む欲求」だと言われています。
そこで我々は、それを実行する方法として『キャリアパス・キャリアラダ-の運用』に取り組んでいます。
キャリアパスとは、仕事の経験やスキルを積みながら自らの能力を高くしていくための順序を系統立て、将来の目的や昇進プラン、キャリアアッププランを具体化・明確化するものです。
【当事業団CE キャリアパス】
キャリアラダ-とは、キャリア開発の階段を表現したもので、ラダ-とは「はしご」を意味します。
【当事業団CE キャリアラダ-】
システムとしては、男女分け隔てなく当事者の能力によってLevel設定を行い、スタッフのさらなる能力を開発し評価します。
Levelが上がるにつれ責任や影響の大きい業務が任されることになりますし、将来的には役職者への道もまっています。
ただ、システムがあるだけでは意味はありません。いかに実行するかです。他人を評価することはすごく難しく、時間がかかります。
次回は、『キャリアパス』・『キャリアラダ-』の中身を簡単に紹介したいと思います。