【内閣府カエルの星☆認定】再掲載!~聖隷三方原病院CE室~②
今回は、CE室の取り組みの概要をお話したいと思います。
取り組み①は、“各係が業務応援できる体制”
取り組み②は、“公平な人材評価”
① 各係が応援できる体制
基本的には、急な休みや急な業務が入った時の緊急対応ができる体制です。
実際には長期休暇になってしまう産休・育児休暇に対する『子育て支援体制』として大いに機能していると実感しています。
この体制が確立する以前、スタッフは構成される係それぞれの専属部隊だったため、急な休みが生じると急遽公休取得者が出勤するか欠員で業務をまわすかでした。
しかし、公休取得者の急遽出勤は“ストレスアップ”と“不満”に繋がりますし、都合がつかず1名欠員で業務をまわすと、業務の時間変更や遅延などで患者に迷惑がかかってしまいます。
よりよい医療、安全な医療を提供する上では失格!となります。
それが長期休暇を必要とする産休・育児休暇者を初めて経験した時、この体制では休暇を取得する側も残る側もお互いにとって“働きにくい”と感じました。
また、話は変わりますがCE室スタッフの業務に対するニ-ズが“generalist”ということもあって、CE室での『係が応援できる体制』づくりがスタ-トしました。
7月13日(金)の中央器材室係
②公平な人材評価
育児休暇はまだまだ女性側が取得する割合が多いのが現状です。
そして、将来出産する、育児休暇を取得することが理由で女性を採用しない施設、役職登用しない施設もまだ存在すると思います。
我々CE室も、以前はそういった体質が少しはあったかもしれません。
しかし、現在は新人から役職者、男性・女性すべてのスタッフを対象とした“キャリアパス・キャリアラダ-”を運用し人材育成および評価を行っています。
1つの側面から言えることは、男女関係無くまた長期休暇が原因でキャリアアップができないということが無く、スタッフのモチベ-ションを維持し向上心のあるCE室の運用ができています。
我々CE室の女性のインタビュ-でも「男女の区別無く評価されることで、モチベ-ションがあがる」という声がありました。
*CE室スタッフのアンケ-トにて『モチベ-ションが高いと評価できる』割合
次回は、①各係が応援できる体制 ②公平な人材評価の詳細について紹介します。
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