【連載】続 かなちゃんパパの近況報告⑩ ~コーチング研修インストラクター取得までの道のり~

 

「かなちゃんパパの近況報告

  ~コーチング研修インストラクター取得までの道のり~」

 

第10回

 「コーチング研修インストラクター」を取得してみて思うこと

 

 

「コーチング研修インストラクター取得までの道のり」と言う題で、9回のコラムを書かせて頂きました。

 

認定資格を取れたから今後どうしようと考える前に、全く未知の世界であった「コーチング」について学ぶことで、まずは自らを振り返ることができるようになったと言うことが一番の収穫ではないかと思います。

今回のコラムも、更なる振り返りができたことは有意義な機会でありました。

 

4月から、色々な方とお話しする機会がありましたが、私と同世代の方々は若い人たちの指導・育成に悩みを持ち、過去の成功体験から指導すると言う「根性論」ではなかなか考えているようには指導・育成が進んでいかない現実に直面されているようでした。

 

「草食男子」などと言う言葉が流行った時期もありますが、今の若い人達は、なにか掴みどころのなく、何かを言ってもはぐらかされている様な感覚を持ちます。これは、満足度のレベルが低いと言うのが私の感覚で、ちょっとしたことで満足し、更なる興味が湧かないのだと思います。

 

私は部下に「興味を持ちなさい。」と何度も言ってきましたが、若い人たちは何が興味であるかが分からないのです。

与えられたものだけをこなすという教育を受けてきたからでしょうか。

 

娘が使っていた教科書を思いだすと、イラストや写真が多く使用され、さらにカラーであると言う、羨ましい教科書でした。

「ゆとり教育」うんぬんと言うことはしませんが、与えられるものがすでに揃っている状態で教育が行われます。

自らが興味を持って取り組むと言う姿勢に欠けるのは、小学校からの教育が私たちの時代とは違うからなのではと感じます。

 

インターネット社会も、興味を持てない一要因ではないかと感じます。

調べたいことがあれば、キーボードを叩けば答えが導き出せると言うとても良い時代ではあります。見たい映画がどこの映画館で何時から行われ、その映画をリアルタイムに予約もできる。

 

こんな便利な使用方法はありません。しかし、自ら探した本や辞書から学ぶ方法の知らない、基礎知識、理論を持っていない人間が、知識を身につけるために使用するインターネットは、薄っぺらな知識が一瞬、理解できるだけで、身にはならないのです。

インターネットは興味を生むきっかけを作る情報媒体であり、あくまでも情報源なのです。その興味から知識を自らの身に植え込むには、様々な媒体から勉学し、自らの手や足や、目、耳など体を使って体験し、脳刺激をすることで可能になるのだと思います。

 

先日、セミナーで講演をしましたが、40名の参加者の中で私の本を知っている人はいませんでした。

18000円と言う高額なセミナー料金を払ってくるのは、何らかの問題意識があり、知識を身につけたいと言う気持ちの表れであることは良いことだと思います。しかし、セミナーの内容に関連する本を読んだことはありますかと質問すると、下を向くばかりです。

 

知識を身につける方法は、教わる(教えてくれる)ものという前提が先にあるのでしょう。そのため、自らがその問題に取り組んでいこうと言う意識に欠けているのでしょう。セミナーとは、本に載っている中の重要なことをまとめて代わりに読んでくれる人がいる。

参加者は耳からの情報で知識を身に付けようとするのでしょう。この方法を否定はしませんが、復習をしない限り、聞いたことの半分は家に帰るまでに忘れてしまうでしょう。

そして、次の日に残っている知識は、1/10程度ではないでしょうか。そのため、家に帰ってから復習できるようにと、私はテキストの最後に活字による説明を入れています。さて、何人の方が読んでくれるのでしょうか?

 

私が行った院内で行っている講義を2年間で4回聞いている部下に基本的な質問をしたところ、全く答えられませんでした。これが現実なのです。

 

これもセミナーの一場面ですが、人工呼吸器の回路は臨床工学技士が組み立ててくれると手を上げた看護師さんが半分以上いました。では、皆さんは自分で人工呼吸器の回路を組み立てられますかと質問したところ、誰ひとり手を上げませんでした。

 

では、もし、あなたのお子さんが呼吸不全を起こして入院し人工呼吸器を装着したとしましょう。

あなたが親だったら、自分の子供が、人工呼吸器の回路が組み立てられる看護師さんと組み立てられない看護師さんがいたら、どちらに看護師さんに看て欲しいと思いますか、と質問したところ、一瞬、参加者の顔が青ざめたように見えました。

 

そうなのです。自分の立場でしか物事を考えていないのです。患者さんやご家族の立場に立って物事を考えると必然的に身につけておかなければいけない知識が分かるはずなのです。呼吸器回路の知らない看護師さんは、緊急的な人工呼吸器のトラブルに対応することはできないのです。

 

臨床工学技士の業務も多様化して、分業化が進んでいます。

分業化によって、院内全体の一般業務ができるジェネラリストを育てることが難しい時代です。分業化が進んでいるからと言って、スペシャリストを目指そうという人も少ないのです。

 

こんな時代の中で、安全、安心、適正な医療、さらには最良の医療を提供するためには、指導・育成の方法を変えていかなければならないのです。

相手を変えることはできません。なので、教える側が変わらなければいけません。

 

コーチングと言う手法を用いて、小さな夢でもよいので、それを引き出し、それを実現するプロセスを一緒に考え、自らの言葉でいつまでに達成すると言う宣言をさせることの繰り返しで、大きな夢を持つことに繋がることでしょう。一歩一歩、先に進むことができるでしょう。

 

コーチングは、「怒る」ことはしませんので優しい方法の様に感じますが、実はとても厳しい方法なのです。自らが宣言すると言うことは、自らに責任を持つと言うことで、他人に責任を押し付けられない手法なのです。逃げることもできません。

 

講義であっても、コーチング(気づきを感じる)を用いた指導する手法を身につける必要があるでしょう。これを、ファシリテーターと呼ぶのが良いのかと思いますが、これも教える側が変わる必要があると言うことです。

 

 私自身、知識を少し身に付けただけで、コーチング手法が身に付いたと言える状況にはありませんが、この与えられた時間を無駄にせず、患者さんやご家族が満足する医療を受けられるように、後進の指導・育成に力を注ぐことが私の使命であると再確認できたコラムであったと思います。

 

 

 

次回へ続きます。。。

 

 

 

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”両立支援”は「子育てしていないスタッフ」にはメリットがない?

 

よく、”両立支援”というと「子育てしていない人は関係ない」「一部の人の問題」という声を耳にします。

 

両立支援とは、必ずしも「子育てしているスタッフ」だけを支援するわけではありません。

 

両立支援とは、年齢・属性など多様な背景をもつ、すべてのスタッフにとって「働きやすい環境」を作ることです。

 

 

また、「両立支援」には、大きく3つの効果があると言われています。

1、いい人を惹きつける     

2、頑張る気持になる

3、効率的な組織になる

 

〇両立支援に取り組む企業では、必要な人材を確保するための投資と考えているところが多いようです。実際に、両立支援に取り組む企業では従業員の確保が容易になり、良い人材を獲ることができるようになるそうです。

〇ライフステージに応じて変化する従業員ニーズにきめ細やかに対応することで、従業員のやる気を高めることができます。逆に、従業員ニーズを無視して、画一的な働き方を押しつける企業では、従業員の就労意欲は徐々に損なわれかねません。

〇両立支援の取組みは、従業員の「働き方の見直し」のきっかけとなり、組織全体の「業務効率の向上」を促します。

 

「両立支援」がプラスの相乗効果(優秀な人材の確保、モチベーションUp、効率Up…)を産むことが想像できますね。

 

両立支援の取組みが進んでいる施設をいくつか紹介してきましたが、どの施設でも”辞める人がいない””モチベーションの維持””後輩などへフォードバック(相談にのれる先輩になりたい…など)”というコメントを多くいただいています=^_^=

 

スタッフブログの過去投稿&施設紹介を参照してくださいね。

施設紹介はこちら

http://jacet.net/gender/?page_id=205

 

また、取材記事をUPしますので是非ご覧になって下さいm(__)m

 

 

 

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【報告②】「女性の活躍促進による経済活性化」行動計画~略~最終見解フォーローアップについて聞く会(内閣府)

 

”「女性の活躍促進による経済活性化」行動計画~働く「なでしこ」大作戦~及び女子差別撤廃委員会(CEDAW)最終見解フォーローアップについて聞く会”(平成24年10月10日(水) 内閣府にて)の参加報告の続きです<(_ _)>

 

聞く会の詳細はコチラ (内閣府ホームページ)

http://www.gender.go.jp/renkei/ikenkoukan/56/index.html

 

男女共同参画社会の実現に向けて-行動計画策定-平成24年6月22日(ハイライト)はこちら

 

 

平成24年7月31日閣議決定  (以下、抜粋します。)

日本再生戦略~フロンティアを拓き、「共創の国へ」~

 

[生活・雇用戦略]

 

25歳~44歳までの女性就業率 73%(目標)

第1子出産前後の女性の継続就業率 55%(目標)

男性の育児休業取得率 13%(目標)

 

(重点施策:女性の活躍促進による経済活性化)

 

女性の活躍による経済活性化を図るため、企業トップを含めた男性の意識改革と、思い切ったポジティブアクションが必要である。また、政府の取組みの本気度を示すためにも、公務員から率先して取り組むことが重要である。

 

こうした観点から、「女性の活躍促進による経済活性化」行動計画を踏まえ、企業における女性の活躍推進状況の「見える化」の促進、目標を定めて企業へ直接的な働きかけを行う「女性の活躍促進・企業活性化推進営業大作戦」の実施、表彰制度を創設し、先行事例を発信するなど人材の多様性をいかす経営の促進、男性の育児休暇の取得促進、女性の起業や再就職の支援、メンターやロールモデルの育成・支援、学校教育の早い段階からライフプランニング支援を含むキャリア教育の推進を含めた社会的気運の醸成等に取り組む。

 これらの取組みについては、女性の活躍における経済活性化を推進する関係閣僚会議において、2012年度末までに工程表を策定し、政府全体で連携して取組む。

 

 

「日本再生戦略」(平成24 年7月31 日閣議決定)
11 の戦略分野の主な施策及び担当府省庁 はこちら

http://www.npu.go.jp/policy/policy04/pdf/20120914/shiryo4.pdf#search=’%E5%B9%B3%E6%88%9024%E5%B9%B47%E6%9C%8831%E6%97%A5%E9%96%A3%E8%AD%B0%E6%B1%BA%E5%AE%9A+%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%83%BB%E9%9B%87%E7%94%A8%E6%88%A6%E7%95%A5′

 

 

詳細は後日に紹介させていただきます(*^_^*)

 

 

 

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【レシピ紹介 ~幼児を持つパパ、ママ編⑨~】

 

今日は“ドレッシング漬け”のレシピです(*^_^*)

 

材料

・人参  100g 

・玉ねぎ 100g

 

ドレッシング

・酢  大さじ1・1/2

・オイル 大さじ3

・塩  小さじ1

 

①野菜は千切りにする

②ドレッシングの材料を混ぜ合わせる

③①を②に漬けてビンで保存する

 

 

 

是非、試して下さいね(*^_^*)

 

 

 

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【報告】「女性の活躍促進による経済活性化」行動計画~略~最終見解フォーローアップについて聞く会(内閣府)

 

”「女性の活躍促進による経済活性化」行動計画~働く「なでしこ」大作戦~及び女子差別撤廃委員会(CEDAW)最終見解フォーローアップについて聞く会”が平成24年10月10日(水)に内閣府にてあり、参加してきました!(^^)!

 

聞く会の詳細はコチラ (内閣府ホームページ)

http://www.gender.go.jp/renkei/ikenkoukan/56/index.html

 

その一部を紹介します<(_ _)>

平成24年6月22日に行われた、女性の活躍による経済活性化を推進する関係閣僚会議では、少子高齢化・人口減少・内需縮小・デフレ等の現状では、日本のこれまでの男性中心の働き方(考え方・社会等組織の延長線上)では、成長モデルの限界に来ている。という見解から「女性の活躍促進による経済活性化」行動計画~働く「なでしこ」大作戦~を取りまとめたそうです。

 

 我が国経済社会の再生には、日本に秘められている潜在力の最たるものこそ「女性」であること、また女性の活躍を促進することは、減少する生産年齢人口を補うという効果にとどまらず、あたらしい発想によるイノベーションを促し、様々な分野で経済を活性化させる力となる。

 

女性の活躍のためには、社会、特に男性の意識が変わらなければならない。一方で、意志決定の場における女性の参画が進まなければ、社会も変わらない。

こうした状況を打ち破り、女性の活躍が社会や男性の意識を変え、それらの意識の変化が女性の活躍をさらに促すという好循環に導くには、男性の意識改革と実質的な機会均等を実現するための積極的改善措置(ポジティブアクション)を車の両輪として進めなければならない。

 

この閣僚会議では、こうした問題意識に立って、次の3つを柱として、行動計画を取りまとめた。今後、「日本再生戦略」にこれを位置付け、可能なものからすぐに取り組むとともに、年内にはその行程表を策定し、関係閣僚が一丸となって、担当府省と時間軸を明らかにした上で取組みを進めていく。その際、国のみならず地方公共団体でも取組みを促していく。

 

「女性の活躍促進による経済活性化」行動計画 ~働く「なでしこ」大作戦~

(これからは、あたらしい発想によるイノベーションを促し、様々な分野で経済を活性化させる力へ)

 

3つの柱

1、男性の意識改革

2、思い切ったポジティブ・アクション

3、公務員から率先取組み

 

大まかなところを紹介させていただきました。詳細についてはまた後日紹介させていただきます(*^_^*)

 

 

 

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【連載】続 かなちゃんパパの近況報告⑨ ~コーチング研修インストラクター取得までの道のり~

 

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  ~コーチング研修インストラクター取得までの道のり~」

 

 

第9回

 コーチングの資格を取ってからの行動と未来像

 

 

「コーチング研修インストラクター」の資格を取った後、報告書と共に、NPO法人で作った名刺を持参して病院長に報告に行きました。

 

病院長の反応ですが、あくまでも私の感覚ですが、私の表情が柔らかく変わったのでしょう。

私を見て、いきなり優しい顔で、「院内でコーチングの研修をしてみないか」と話してきました。びっくりしました。

なぜかと言えば、セミナーを受講してプランを立てた今後の目標が、「院内でのコーチング研修」だったからです。

 

コーチングの手法の中で「ビジョンコーチング」と言うのがあります。

順序立てて、段取り良くコーチが質問をしていく中で、目標を明確化して意思決定する方法です。それを「GROWモデル」と言います。

 

①G:Goal⇒目標を明確化します。

何をしたいのかを引き出し、その目標を長期的、中期的、短期的に明確化していきます。無理して長期的な目標を立てるのは難しければ目の前の短期的な目標を明確化することを大事にします。

 

②R:Reality⇒現状を把握します。

 なぜその目標を立てるのか、現状にどのような問題点があるのか、どの様なことが課題となるのか、現在の行動状況を把握していきます。

 

③R:Resource⇒使える資源は何かを考えます。

 目標を達成するために使える資源(人、物、金、時間、情報など)を導き出していきます。

 

④O:Option⇒選択肢を考えます。

その目標を達成するためにはどのような方法があるかを導き出し、その中でどの方法を取るのが良いのか、時に、上手くいかなかった場合には違う方法に変えていくのかと言う選択肢を増やしていきます。

 

⑤W:Will⇒意思を確認します。

そして、最善の方法を検討して、どのような手段で、いつまでにその目標を達成するかを自らの言葉で意志を確認し、自らの責任として進んでいくことを宣言させます。

 

セミナーの中で、講師の方と私の目標をGROWモデルを使って立てたのです。

 

短期的な目標は、「院内にコーチング手法を導入すること」です。

私の長期的な目標としては、「院内にコーチング手法を取り入れることで職員の活性化を図り、やりがいのある仕事にしていくこと、そして離職率を下げること。

この効果として、患者さんやご家族に安心・安全・適正な医療を提供することで顧客満足度を上げること。

更には顧客の増加により経営が健全化していくこと」と言う大きな目標を立てました。

その方法は、「院内でコーチング研修を行うこと」でした。

 

資源としては、コーチングを理解してくれる人が重要人物として必要であり、これはもちろん病院長になります。

病院長を動かさなければ院内(多職種)にコーチングの導入を進めていくことができませんから、病院長を説得することが第一になります。そして、コーチング研修の後も協力しくれる仲間を増やすことが重要であるため、私の考えを理解してもらえると思われる数名の人物を上げました。そして、来年度中に開催すると言う意志決定と宣言をしたのでした。

 

こんな経緯の中で、病院長から「コーチング研修をしてみたら」と言う言葉には本当にびっくりで、あっという間にResourceまでたどり着いてしまったのです。

そして、「仲間を増やさないとね」と言う言葉もあり、考えていた人物を数名頭に浮かべたのでした。

 

いつからと言うことについては、今年の秋ぐらいからと言う少しあやふやな回答に留まりましたが、企画を立てきますと言って、部屋を後にしました。

 

今は、コーチング研修インストラクターで学んだ理論と、コーチングセミナーで学んだたくさんのロールプレイを含めた私独自の資料作りを進めています。

 

臨床工学技士と言う立場はどこに行ってしまったのかと言う疑問もありますが、患者さんやご家族の満足度を上げることが私の兼ねてからの目標と言うか常に心に持っていたことなので、私がやるべき仕事の一つの中で、コーチングを院内に導入すると言うことが大きな仕事なのだと考えられるようになったのです。

 

そして、この様な行動を取って行けば、結果的に、臨床工学技士の知識、技術も向上し、個々の満足度の高い目標を持った仕事をすることが、チーム医療を支えることになると感じたのです。

 

 

次回へ続きます。。。

 

 

 

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【取組み紹介】WLB(ワークライフバランス)における「見える化」の活動を知っていますか?

 

日本看護協会の取組みで面白いものがありますので紹介します<(_ _)>

 

まず、日本看護協会は、2006年12月から2010年3月までの約3年間、「看護職の多様な勤務形態による就業促進事業」を行いました。

その後、2010年からは、実際に医療施設にWLBを浸透させていく時期と位置づけ、各県看護協会と恊働して「看護職のWLB推進ワークショップ事業」を実施しています。

▼詳細はこちら

http://www.nurse.or.jp/kakuho/pc/various/

▼ワークショップを受けたことのある病院リストはこちら(ページ下部)
http://www.nurse.or.jp/kakuho/pc/various/workshop/index.html

このワークショップを実施するにあたって、各施設での現状把握をするために使われているのが 看護職のWLBを見える化した「看護職のWLBインデックス調査」です。

こちらのインデックスは、2006年にWLBに先進的な企業39社が集まって開設されたワーク・ライフ・バランス塾と学習院大学経済経営研究所が共同研究・開発した「ワーク・ライフ・バランス インデックス調査」(WLB-JUKU INDEX)をベースとして開発されました。

現在、日本看護協会はこの調査データを集計し、ベンチマーク(水準点)を公表することを検討しているとのことです。各医療施設が自身の調査結果が全国でどの位置にあるのかを知ることができれば、さらにWLBに対して関心が高まるかもしれません。

また、千葉県臨床工学技士会でも、2006年に県内の臨床工学技士のいる病院を対象に、両立のしやすさを点数化し評価できる「両立指標(厚労省が2003年に策定したもの)」を実施(回収率63%)、結果について公表の許可の得られた施設の一覧をホームページなどで公開しました。

▼参考文献

熊切こず恵:「両立指標」の調査結果.千葉県臨床工学技士会会誌13号:62‐70,2007

 

さらには、内閣府男女共同参画局ホームページの女性の参画状況の「見える化」についてはコチラです。

http://www.gender.go.jp/main_contents/category/mieruka/index.html

この分野での情報公開が進むことは、なにより「両立の取組み」の活性化に繋がることが考えられます。また、進路を決める学生にとっても目安の一つとなり、今後は必要不可欠となっていくかもしれませんね(*^_^*)

 

是非、参考にしていただければ幸いに存じます<(_ _)>

 

 

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【レシピ紹介 ~幼児を持つパパ、ママ編⑧~】

 

今日は“ぶどう豆”のレシピです(*^_^*)

 

 

材料

・大豆 1カップ (乾いたもの)

・砂糖 1/2カップ

・塩  小さじ1/4

・しょうゆ 大さじ1/2

・水  2.5カップ

 

①大豆は洗って水をきっておく

②水、調味料を煮立てて大豆を入れ、火を止めて一晩おく

③鍋を火にかけ、沸騰したら火を弱めて、柔らかくなるまで煮る

(黒豆、いんげんもこの煮方でおいしく出来る)

 

☆作った感想☆

大豆が柔らかくまで結構時間がかかるので、圧力鍋やルクルーゼのようなホーロー鍋があるともっと手軽に出来ると思います=^_^=

 

♦食した感想♦

予想以上に甘くて柔らかいので、子供もはまります♪

 

 

是非、試して下さいね(*^_^*)

 

 

 

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Newスタッフ紹介!

 

”New”スタッフ紹介をさせていただきます!

当委員会の”新”委員です=^_^=

 

スタッフ紹介

 

 名前  :  寺谷 裕樹

 性別 : 男性

年代 : 30代

住まい: 静岡県

勤務 : 聖隷福祉事業団 聖隷三方原病院CE室

趣味 : ジム通い、LIVE参戦、ゴルフ

家族 : 本人、妻、長男、次男、三男(まさかの男3兄弟)

 

ひとこと

この度、男女共同参画委員会のお手伝いをさせていただくことになりました。よろしくお願いします。

私は現在の職場で、「働きやすい・働きたくなる職場」づくりを目指し、「人材育成」と「WLB(ワークライフバランス)の支援をするための業務体制の構築」に取り組んでいます。

 

男女共同参画・WLBに関する制度が世の中や病院で整っていても、現場レベルでその権利を行使できる環境が整っていないと全く意味がありません。しかし、権利を主張し行使するということは個人・臨床工学技士としての役割、組織としての役割を十分に果たしていることが大前提にあると考えています。

そして、“役割を果たす”ということは“職場の運営理念・目標を達成すること”であり、その達成は“人材育成を通じて実現するもの”であると信じています。

 

また、既婚者・未婚者、男性・女性どのような立場においても仕事以外の時間は大変重要です。(重要度や必要度は個人によって異なりますが・・・)個人・組織の役割を果たした上で、その時間を効率的に生み出す業務体制もしっかり考えていかなければならないと考えています。

日々、これらのバランスの難しさを実感しています・・・・。

 

これから、男女共同参画委員会を通じて皆さんと共に楽しく働ける職種にできたら最高だと思っています。

 

 

 

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【連載】続 かなちゃんパパの近況報告⑧ ~コーチング研修インストラクター取得までの道のり~

 

 

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  ~コーチング研修インストラクター取得までの道のり~」

 

 

第8回    コーチングセミナー経験談③

 

 

前回の2回は、コーチング研修インストラクターの資格を取るためセミナーの体験談をお話ししましたが、今回は、職場関連で参加したコーチングセミナーの体験談についてお話ししましょう。

 

コーチング研修インストラクターのセミナーとは異なり、こちらはコーチングを教わって職場で活かす2日間の研修でした。皆さんが初めて参加するのであれば、コーチングを体験する意味で、ロールプレイをたくさんこなして体験していく、こちらのセミナーの受講をお勧めします。

 

今回は職場関連のセミナーであったので無料でした。復習のつもりで参加しましたが、大変面白く、基本は同じなのですが、先生が変わるとここまで違う教え方があるのかと驚くばかりで感動しました。

 

ロールプレイの連続で、頭が常に活性化している状態で、熱くなっていました。家に帰ったあとも簡単には冷めてくれず、普段いかに脳を使わずに会話をしていたかが良く分かりました。

前回のセミナーでは使われなかった言葉が「ストローク」でした。このストロークと言うものが非常大事だと思いましたので説明しましょう。

 

ストロークとは、コーチングで言う「承認」の方法のひとつになります。

ストロークには「ふれあう」「接触する」と言う意味があり、「相互関係において、相手の存在や価値を認めるための働きかけ」をすることが人間関係を構築する上で大切であると言うことです。

ストロークは「心の栄養剤」であり、人が生きていく為に必要不可欠なもの、そして、情緒の安定や心身の成長はストロークによってもたらされるのです。

良好なストロークのやりとりは対人関係を促進させてくれます。

他者から贈られる的確なストロークは人の動機づけ、目標観を形成する効果をもたらしてくれるのです。ストロークがないと不安→不満→不平になることや、意欲が低下する、否定的な考えになる、行動が鈍くなる、注意が欲しくて問題を起こすなど心の問題を生じてしまいます。

 

①肯定的ストローク:ほめる・感謝する・挨拶する・笑顔を送る・話を聞く・アイコンタクトなど

②否定的ストローク:叱る・注意する・反対する・警告する・差し戻す・やり直させるなど

③ディスカウント:無視する・無反応・比較してけなす・情報を与えない・仕事を干すなど

 

ディスカウントは人をおとしめる、人格を否定するものであるため行ってはいけませんが、否定的ストロークは端的に起きた事実について行うことを心がけることで、フィードバックや修正を求めるなど前向きに進めることに繋がっていきます。

 

皆さんも、この「ストローク」を覚えて頂くだけで、コミュニケーション能力が一気にアップするのではないでしょうか。

 

2日間のコーチングセミナーは、ロールプレイの連続で、自己紹介、握手の繰り返しと言葉を発することの繰り返しでした。

 

座学ではない手法の講義は体験学習として一番良い方法ですが(シミュレーション教育に似ているかな?)、講師のファシリテーターとしての役割が重要なのが良く分かりました。

ファシリテーターは、やはりカリスマ性があり、柔らかい表情で、常に教えるのではなく、問いかけることから始めなければいけないのです。

人間力を持っているってことなのでしょうね。ロールプレイの後は、必ず振り返りをして自分の良い点を上げてもらい、自分を誉めてあげること、そして、改善点を上げることが大切です。ついつい、反省点ばかりに気持ちが行ってしまうので、誉めることから始めることが大事なのです。

満点法による自己採点や他者採点をすることも効果的な手法なのだなと思いました。

絶対に必要なのは、最後には必ず拍手をすることです。

ロールプレイの連続で息つく暇を与えず、私のような人と話すのが苦手と言うタイプでも、そんなことは言っている場合ではない状況にさせられ、否応なく話さなければならないようにする手法はとても有効なセミナーの方法なのだと感じました。

 

コーチングの内容は、前回のコーチングセミナーと大きな違いはありませんでしたが、理論的な部分を省き、自己体験によって職場に生かすセミナーであり、コーチングは面白い。早く使ってみたい。部下をコーチングで成長させたいと言う願望を強く感じさせてくれるセミナーでした。

 

私は、今までに院内教育も積極的に行ってきましたし、講演もしてきましたが、人を掴む話し方をしたいなと常々思ってきました。これからの教育活動を進める上で、ファシリテーターの手法を身につけることが目標です。

 

今回の講師の方とお話ができる機会も作れ、メール等でアドバイスを頂けるようになりました。前回のコーチングセミナーの講師の方は、私にとっては恩師と言う感覚でしょうか。そして、今回の講師の方は師匠であります。

 

師匠から、講義の終わりには「ピークエンド」を迎えられるイメージを持って講義を進めていくことが大事だと教わりました。「ピークエンド」とは、講義の終わりに、会場が一体感を持ち、感動を覚えるような状態のことだそうです。

 

こんな講義がいつかできるようになりたいと願いながら努力を続けたいと思いました。

 

ちょうど、明日、講演があります。「ピークエンド」をイメージしながら、本日、飛行機で現地に向かおうと思います。

 

やっぱり、人との出会いはとても大切ってことですね。

 

 

次回へ続きます。。。

 

 

 

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