両立支援ガイドブックの紹介④
2013年2月発行の「両立支援ガイドブック」を何回かに分けて紹介させていただきます。
前回(4月18日UP)の続きです(参照していただけたら幸いです)。
今回は「よくある質問」の回答の例(あくまでも一例です)を紹介します。
質問「私はまだ独身で、育児や介護などによる時間的な制約はありません。仕事で成長したいと思っているのでいまワーク・ライフ・バランスに取り組む必要はないのではないのでしょうか?」
(回答例①)⇒これから10数年もすると「もう一つの2007年問題」(大介護時代による介護休業者の増加)が到来します。75歳以上で要介護者は約3割を占めます。
団塊ジュニア世代(今の30~40歳代)の両親(夫婦の両親4人のうちひとりが要介護者となる) のほとんどの方が介護の必要が出てくるといわれており、企業によっては全体の40%の職員が必要との試算もあります。
つまり、現時点では「無関係」と思っていた人がこれから先も無関係でいられる、というわけではないようです。
また、時間の制約がある人だけで取り組もうとしてもうまく進みません。職場の風土・評価などが24時間働ける人を基準にされていると周囲の当事者意識が醸成されないまま取り組みが止まってしまうかもしれません。
(回答例②)⇒必ずしも長時間労働=(イコール)仕事の成長 ではなく、むしろしっかり睡眠・自己研鑽(スキルアップや情報・人脈など)のインプットの時間をとることが長い目で見ても”健康”でなおかつ”仕事で成長する”ために必要ということが指摘されています。
(現在、日本では長時間労働によって自己研鑽の時間が取れないことが問題点としてあげられています)
☆将来を見据えて、今から自己研鑽のために”学位・修士・博士取得”や”外国語””専門臨床工学技士取得””統計学”等々…身に着けたいことは山ほどありますよね。
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