両立支援ガイドブックの紹介③
2013年2月発行の「両立支援ガイドブック」を何回かに分けて紹介させていただきます。
前回(4月11日UP)の続きです(参照していただけたら幸いです)。
今回は「トップ(部門長や上司)の方針」について紹介します。
”仕事と家庭の両立の取り組み”において「トップの方針」を示し、浸透させることが重要であることが指摘されています。
”臨床工学技士”においても、当会で紹介させていただいた「能力を発揮しながら、仕事と生活の両立」が可能な職場ではいずれも、部門長が両立の取り組みの方針を明確にして常日頃から部下に伝えていることがわかりました。
”育児休業をはじめとした両立支援に関する制度が整っていても、周知徹底されておらず、利用されていない”という職場が多く存在しているようです。
制度をきちんと活用できる職場環境づくりが大切といわれています。
☆上司の立場の方:「方針を示せといわれても、どのように示せばよいかわからない」という方は、(あくまで一例)会議やアンケートなどで部下の意見を募ってみると、まずは現在の職場での問題点が浮かび上がってきますので、それに見合った一歩先の目標を立てていくという方法であればすぐに出来るかもしれません。 ⇒当HP「施設紹介」を参照してください。
「施設紹介」はコチラ
http://jacet.net/gender/?page_id=205
☆部下の立場の方:「うちの上司は理解がなくて無理」とあきらめてしまう前に、”(あくまで一例)これからは、労働力人口が減少することとあわせて、育児や介護などの両立が必要な時間の制約がある割合が増えてくるので、今のうちから全体的な働き方の見直しをしていきませんか?”などの打診をしてみてはいかがでしょうか?
職場が100あれば100通りのやり方が存在すると言われています。
大切なのは、その職場・状況に置き換えて、やり方を考えて実行していくことということです。
「両立支援ガイドブック」はコチラからもご覧になれます。
http://jacet.net/gender/?page_id=209
「両立支援ガイドブック」に関する質問や相談はコチラからメールを送信できます。
http://jacet.net/gender/?page_id=56
男女共同参画ホームページTOPページはこちら