第2回近畿臨床工学技士会連絡協議会 男女共同参画 情報交流会を開催しました!!

WLBブログ原稿昨年に引き続き、近畿2府4県の取り組みで2月14日に開催いたしました。

今回は、ワークショップ形式で                                                                                       ① 未就学児       ② 小学生    ③ 中・高校生                                                                  それぞれのお子さんを育てながらの働き方、そして④育MENの働き方 という          お立場からご発言を頂いた後、当ワーク・ライフ・バランス検討委員の聖隷三方原病院の寺谷さんより“キャリアラダーを取り入れた人材育成とワークライフバランス”と いうテーマでご講演頂きました。

 

当日は、大人20名、お子さん7名のご参加を頂き、

ワークショップの後は、

・性別・世代が異なるメンバーが集まる職場で円滑なコミュニケーションをとるために皆さんどのような工夫をなされているか?

・“ワークライフバランス”をどのように浸透させていくか?

などについてディスカッションを行いました。

 

職場で実践できるヒントをいただき、また明日から前に進んでいこう!という気持ちになる会でした♪

ブログ②

ブログ①

女性の就業率について

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今年度より新たなメーンバーが加わり、また委員会の名称も「ワーク・ライフ・バランス検討委員会」と変更になり、心機一転始動することとなりました。どうぞよろしくお願い致します。

さて、先日中部日赤の臨床工学の研修会にお招きいただき、1時間ほどワーク・ライフ・バランスのお話をさせていただきました。参加者のほとんどの方が中堅以上、役職がある方ばかりで、人材育成や、女性職員の育成の方法には、皆様には非常に熱心にお話を聞いていただき、講演後もご質問をいただきました。

下記は、その中のお話の一つとして、データを提示させていただきました(表1)。これは、各国の女性の就業率を示したものです。日本は30歳代の就業率が低く、M字カーブを描いています。日本もスェーデン並みに女性の就業率が上がると約550万人の労働人口を生むという推計です。

今後、超高齢化を迎え労働人口が明らかに減少しています。その中で、女性が支える労働力は大きいなぁと再認識させられます。

この、M字カーブをフラットにするには、どのような工夫が必要か、働く臨床工学技士の視点で皆様と考えることができればと思います。WLB

 

スタッフブログ 再開!

皆さん、こんにちは。ワークライフバランス検討委員会の下條です。

久しぶりの更新になってしまい申し訳ありません。。。

 

8月に委員会の名称が男女共同参画委員会からワークライフバランス検討委員会に変更になりました。ワークライフバランス(以下WLB)は育児、子育て世代だけではなく、老親介護を控えた世代にも深く関わっています。WLBは簡単に言うと仕事、家庭、自身の生活スタイルを良い方向に循環させる取り組みだと思ってください。(ざっくりし過ぎかな!?)

 

当委員会が臨床工学技士の抱えるWLB問題の窓口となり解決の手助けが出来ればと考えています。新たなメンバーも加わり、昨年以上に活動の場を広げたいと思いますので今後ともよろしくお願いしますm(__)m

 

スタッフブログもちゃんと更新します。。。(-_-;)

ワークライフバランスセミナー(日本臨床工学会)

第25回日本臨床工学会in福岡で「ワークライフバランスセミナー」を企画させていただきました。本セミナーは昨年に引き続き2回目となりました。

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会場はほぼ満員でした。貴重なお時間に足を運んで下さって、本当にありがとうございました!!

ワークライフバランスを実現させるためには管理職をはじめ、スタッフ全員が自らの立場で出来ることをひとつひとつクリアしていくことが大切と言われています。では、具体的に何をすればいいのかわからない、という方が大半と思います。

そこで、セミナーは”WLBとは何か?””わが国の現況””臨床工学技士の現況””WLBの具体的な取り組み方(実習あり)”や”働きやすい職場づくり”、”両立支援ガイドブックの実践方法””キャリアパス・ラダー””業務応援体制”と、WLBの基礎からWLBを実現するための具体的な方法を知ることが出来るような構成にしてあります。

アンケートによるセミナーの満足度は昨年は92%(「大変満足」「満足」と答えた割合)でした。今回はまだ集計中ですので暫しお待ちくださいo(^-^)o

 

~東海医療科学専門学校の学生への就職ガイダンス~

5月某日 東海医療科学専門学校の3年生対象に就職ガイダンスを行いました。

毎年恒例で、学生の皆さんが実習に向かう前のタイミングで就職ガイダンスとして病院紹介をしながら、病院選びのポイントや実習前の心構えなどを講義しています。

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講義は、聖隷浜松病院と聖隷三方原病院で約180分!(結構な時間ですよね ありがたいです)

 そして、今回新たに追加した試みを紹介したいと思います。

 我々、聖隷福祉事業団では採用活動担当者として室長プラス、リクル-タ-といって4~5年目の職員を1名各病院から選出することとなりました。

このリクル-タ-は、年の近い先輩の生の声を届けるという役割を担っており、技士長には質問しにくいけど・・・といった学生の気持ちを汲み取った取り組みなのです。

 そして、今回は講義の最後にグル-プワ-ク形式で4つの班に分かれ質問コ-ナ-を設けてみました。

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おそらく、効果はバツグン!!今までやってきた中で、最も質問が出たと思います。きっと少人数だし、先生もいないし聴きやすい環境だったのだと思います。

学生さん達も、いろいろ聴きたいことが聴けたと信じています。

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ちなみに、私の班から出た質問

  1. (女性から)結婚や出産、復帰後などは循環器やカテ-テル業務につけなくて、女性は不利な環境と聴いたのですが、どうなんですか??
  2. まだまだ技士の世界は男性社会で、女性がOP室に入ると“女性だから・・”という目で見られ、対応されると聞いたのですが・・・

などなど、男女共同参画委員活動に関係のある質問も、学生さんからは聞かれました。これから、職業人として不安なことなのでしょう・・・そんな不安を無くしてあげたい!そう思いました。

最後に、毎年思うのですが将来楽しみな若い人材を前にして質問を受けたり、講義を受けている顔を見ていると逆にパワ-をもらっている気がします。

これから、実習・就職活動・国家試験の準備と忙しいけど、みんながんばれ!!

                                                                                             @てらたに

 

 

 

 

 

第10回 石川県臨床工学技士会学術集会開催

今年で10回目となる記念すべき?学術集会の教育講演で「WLB支援におけるキャリアパス・ラダー運用について~臨床工学室世直し~」をテーマに聖隷三方原病院CE室室長寺谷裕樹氏に講演をいただきました。

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以前、近畿臨床工学会のシンポジウムで寺谷氏が話されていた内容を

もう少し詳しく、そして管理職若手問わず知ってほしいと思い遠路

足を運んでいただきました。講演中ワークシートに取り組み、

ビジョンを思い描くことの大切さ、身を以て再確認しました。

また、キャリアパス・ラダーは、世の中の流れとして、様々な職種で

運用されつつあることを意識付け、今後に備えるきっかけになったと

思います。管理職の方々は部下を管理する上で評価しなくてはいけません。感情を入れず、偏りなく評価することは難しいでしょうが、職能団体でも管理職の研修を開催されることが望ましいと感じました。

筆者は管理職ではありませんが、寺谷さんのような方が上司だと仕事しやすいだろうな(笑)と思いました。

キャリアパス・ラダーはある程度人数が揃わないと運用しにくいとも言われています。

特に国公立病院では臨床工学技士の人数が少ない傾向にあります。まずは一般市民の方に「臨床工学技士」の職種を知ってもらい必要性を知っていただくこと、そして若い方には職業を選択肢に入れてもらえるように石川県臨床工学技士会ではこれからも広報活動に力を入れていきます。

今年度の取り組みとして先日、石川県臨床工学技士会で作ったお揃いのスクラブに身を包み「金沢城リレーマラソン」に会員12名が参加しました。

15秒PRでは臨床工学技士の仕事内容や職種名を広報しました(写真左下)。また金沢ケーブルテレビに取材を受け放送されました。

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 学術集会の前日には北国新聞に掲載していただきました(写真右上)。

数年後には北陸大学、そして国公立初の小松市立大学に「臨床工学科」が開設予定です。

臨床工学技士は対人関係を軸とする職種なので、今後コミュニケーション能力に長けた人材の確保を切に願っています。

文責:前田智美

 

AAMI2015 Expo & Conferenceへ行こう!

今回、「AAMI2015 Expo & Conference 及び海外施設見学ツアー」を日本臨床工学技士会の国際交流委員会で企画して、公募をしました。(みなさま、公募していたことをご存知でしたか?)

そして、総勢9名で、わくわく渡米ツアーに行くことになりました。

日時は6/4(木)〜6/11(木)、場所はアメリカのデンバー(Denver)です。

 

(ここで、デンバーとは)

アメリカ合衆国のコロラド州。

標高1585mに位置するため夏でも涼しく、アメリカ人たちの夏の避暑地となっている。日本の軽井沢といったところでしょうか。

デンバーには、4大メジャー・スポーツ(野球、フットボール、アイスホッケー、バスケットボール)が揃っており、デンバーのダウンタウンから徒歩で行ける距離にそれぞれのホーム・スタジアムがあります。

ロッキーマウンテン国立公園もオススメで、ハイキングコースでは高山植物などを堪能出来ます。

ビール好きな方には、デンバーはロッキー山脈の雪解け水を利用したビール造りが古くから盛んで、これら地ビールはコロラド州内だけでなく全米の人たちからも愛されています。

(ちなみに私の好きなアメリカンビールは、ボストンのローカルビアー「サミュエルアダムス(Samuel Adams)」です。)

 

今回のツアーは、Hotelを見直して、現地での送迎を省き、さらに日臨工からの補助金も適応(本当に感謝いたします)されたことで、参加費用を20万円台に抑えることができました。昨年のツアー参加費38万円から見ると大幅なダウンとなり、このことが参加者の倍増にも繋がったものと勝手に自負しています(笑)

もちのロン、今回も海外施設見学を実施します。

施設先は、会場近くにある「コロラドメディカルセンター」です。

 

ツアー中は、学会参加、AAMIとJSMI(医療機器学会)とのティーパーティ、ACCE(アメリカのクリニカルエンジニアの団体)の25周年記念祝賀会への参加など、イベントも盛りだくさんで、とっても刺激的です。

また、豪華なフランス料理コースを食べながら参加する学会のアワードランチョンも楽しみの一つです。

またまた、展示会場では、軽食やアルコール(ビール、ワイン、カクテルなどが無料)を片手に、沢山の企業ブースを回り勉強してきたいと思います。

次回は、実際に訪れたデンバーの魅力をお伝えしていきますね♪

まだ本気出していないだけ@ぱぱ

近畿臨床工学技士会連絡協議会男女共同参画 情報交流会盛り上がりました!!

皆様、新たな春を迎えお忙しい状況をお察しします。

私も心機一転、新たな生活をはじめ子供を家において単身赴任。

いけてない母親です。

 さて、近畿2府4県の昨年度の取り組みで、男女共同参画のイベントとして、情報交流会を実施しました。

2月15日まだまだ寒い時期の開催時期でしたが、大人17人、子ども9人(1歳~10歳)と多くのご参加をいただきました。

職場でママさん技士をフォローされている若い男性技士も参加されたり、管理職としての意見をお聞きしたり、ママさん技士の切実な思いを聞いたりと大変盛り上がり、参考になる情報交流が実現できました。

また、「協働の現場で違いが出る、アサーショントレーニング」と題し、セミナーを実施しました。講師は、東海学院大学 健康福祉学部に所属する尾関智恵先生にお願いし、職場での人間関係の円滑な構築を図るためのヒントを得ることができました。

 次年度も開催予定で、さらに多くの出会いがあることを非常に楽しみにしています。

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 高橋純子

第2回WLB(ワークライフバランス)セミナー開催のお知らせ

こんにちは。委員長の下條です。

今回は告知です。

 

第25回日本臨床工学会内で「第2回WLBセミナー」を開催します。

 昨年開催したセミナーでは技士長、事務長、人事課長など多種の管理職の方に参加いただきました。

 今回の内容は若手から管理職の方まで皆さんが分かりやすい内容を予定しています。

 

「WLB」って聞いた事があるけど、よくわからない。。。

 「こんなときはどうすれば良いの?」など尋ねたい。

 など、興味・質問がある方も是非ご参加ください。

 

学会参加者は無料で参加できます。

たくさんのご参加お待ちしています。

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褒めてやらねば人は動かじ

春になり職場に新入の技士がきてくれました。教育の季節です。臨床工学技士は業務範囲が広いので、職場で仕事のスキルを身に着けるOn-the-Job Training (OJT)が主体となりますよね。

 以前、家族旅行で広島に出かけた時に、大和ミュージアムで買ってきた色紙を手術室の技士の待機室に飾ったら、若い技士に「やまもとごじゅうろくって誰ですか?!」と聞かれました….(―_―)!! まあ若い人は知らないのが当たり前ですよね。

色紙の言葉は、1884年生まれの旧大日本帝国海軍連合艦隊司令長官で真珠湾攻撃の指揮を執ったとされる山本五十六(やまもといそろく)元帥の格言なんです。

百瀬1

明治生まれの大日本帝国海軍の元帥となれば、恐ろしいほど厳しい教育をするのではないかと思っていたのですが、「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」との格言を残したのは意外でした。調べると山本五十六は当時から世界情勢に詳しく、誰よりも戦争に反対した軍人だとされていて、優れた教育者でもあったようです。

 

この色紙を技士室に掲げているのは、私たちが臨床での教育の基本としているからなんです。先ず先輩が模範演技をやってみせて、何故そのような操作が必要なのかを説いて聞かせて、さあやってみてとさせてみる。上手くできない部分を叱るのではなく、上手くできた部分を誉めて次に繋げる。やがて自然に手が動くようになり、優秀な技士として働くようになる。職場の人間関係にもきっと良いですよね。

 

明治の時代からOJTの基本は、若い人に仕事を理解させると同時に、指導者も若手の気持ちを理解することが必要なんですね。

 

今年も良く育つように誉めまくろうと思います。

もも@