2019日中交流 透析施設見学及び日中CKD-MBDミーティングの開催報告

2019-04-28

本邦透析施設見学会

日時 : 2019年4月20日

場所 : 透析施設見学3施設

Toyo clinic Oami omental neurosurgery (hemodialysis room)

千葉県大網白里市大網字七島480-2 TEL;0475-73-7011

Toyo clinic Yachimata

千葉県八街市八街字柳沢に106-65 TEL;043-442-3311

Toyo clinic Higasisinnzyuku

千葉県東金市東新宿1-8-1 TEL;0475-55-1501

:日中CKD-MBDミーティング

来日メンバー : 左 力 教授以下、腎臓内科医35名

目的 : 中国における臨床工学技士の制度化を念頭に、日本の透析医療の実態把握、日本の臨床工学技士の業務を見学し、中国における私的透析施設運営及び中国における臨床工学技士資格制度化に役立てること。

1、透析施設見学会

多人数のためクリニック業務に支障をきたすことを避けるため10名程度のグループ分けした。また施設規模、装置、スタッフ業務分担などが共通する東葉クリニックグループ3施設に見学受け入れをお願いし、当該医療法人理事長に快諾して頂いた。

見学に際した対応等については、総括部長、各クリニック技士長、当該装置メーカ担当(JMS社、旭化成社)と4月11日に事前打ち合わせ会を行い準備して実施した。

また、中国語通訳は機器メーカにお願いした。

当日は、宿泊先の新宿ワシントンホテルから3台のマイクロバスに分乗し、各クリニックに9時過ぎに到着した。簡単な挨拶の後に透析室でエコー穿刺等の見学、機械室の説明を行い、10時過ぎより別室にて意見交換を行った。特に、医師、看護師、臨床工学技士の業務分担についての質問が多く、臨床工学技士が穿刺する様子に興味を魅かれていた。

2、日本血液浄化技術学会視察

4月20日午後に東京お茶の水ソラシティに戻り、第46回日本血液浄化技術学会を視察し、臨床工学技士が学会発表を行っている姿を視察した。

 また、同会場にて左教授と今後の交流について意見交換を行った。その内容は今年の7月に中国での臨床工程師業務指針案ができる予定であり、日本側から意見が欲しいとのことの依頼があった。

3、日中CKD-MBDミーティング

来日した腎臓内科医36名が興味を持つCKD-MBD診療についてのミーティングの要望に応えて以下の如く企画した。

日時 : 平成31年4月21日 9:00~11:00

場所 : 損保会館(お茶の水)404及び405号室

参加者: 中国医師30名及び日本側(参加費無し)

プログラム:「CKD-MBD診療について」司会進行 篠田俊雄先生、芝本隆先生

    1.日本の現況(30分) 緒方 浩顕 先生(昭和大学横浜北部病院腎臓内科)

    2.中国の現況(30分)左 力 先生

(Director, Department of Nephrology, Peking University People’s Hospital)

    3.意見交換

日本透析医学会の策定した同診療ガイドラインについて活発な意見交換が行われ、会場には前日本透析医学会理事長、現日本透析医会会長の秋澤忠男先生、元日本透析医学会大会長川西秀樹先生など高名な先生方も参加して頂き、大変有意義な会となった。

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