池田さんのコロラド大学病院見学に至った経緯は、Medtec Japan 2018 にさかのぼります。彼は、Medtecに東北大学臨床推進センターのアシスタントとして参加しておられました。休み時間を利用して臨学産推進委員会の活動としてMedtecに参加している臨床工学技士会のブースに足を運び、国際交流委員会副委員長でもあり、Medtecにスタッフとして参加されていた、我らが天才井桁先生、そして、国立循環器病センターに私が勤務していた時に共に働き、今では臨学産連携推進委員会委員として精力的に働いている西垣先生と、出会うところから話は始まります。

今から連載する池田さんのレポートの中で詳細は語られるのですが、先ずは池田さんのこの行動力に感心させられます。
そして、お勤めの病院あるいは大学で地位のある井桁、西垣両先生が来場者の言葉に耳を方向け、真摯に対応された姿にも、感心させられます。まさに、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
こんな素敵な出会いを経て、私に繋がれたバトンを受け取ることができて私も幸せだと思いました。
そして、この話を臨床工学技士の皆様には、自分たちも「アメリカの病院見学のチャンス」と思っていただければ幸いです。
それでは、今回を含めて4話でお送りする池田さんのレポートをお楽しみ下さい。

カモンベイビーアメリカ

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