2006年に千葉県臨床工学技士会で取材させていただいた時の概要です。
玄々堂君津病院は両立指標が415点中205点(技士会での平均点106点)と高得点で、特に、休業,環境づくり,人事労務管理に関する設問が他院より高得点でした。
実際に取材を行ってみて、両立しやすい環境が両立指標の結果に反映されていたことを感じました。さらに、調査書ではわからない実際の職場の雰囲気やスタッフの表情などを実際に感じ取ることができました。
また、両立指標の調査を行った時から取材を行うまでの間に、託児所の条件が看護師かDrしかあずけられないとの変更があったそうです。その背景には、全国的な看護師や医師不足と診療報酬基準、行政の補助金の少なさ、医療経済の問題等があることがわかりました。
しかし、取材で、「仕事と家庭(育児)」の両立において、まずは「時間の融通がきくこと」が必要で、それから何よりも大切なことは「誰かが困った時に助け合える職場の雰囲気」なのだということを学ぶことができました。
希薄になりつつあると言われている現代の人間関係ですが、玄々堂君津病院の臨床工学科では「助け合いの精神」が当たり前のように浸透していて、その環境が「仕事と家庭の両立」を可能にしているのだと思いました。
次回に続きます…
次は今年行った取材内容の紹介です(*^_^*)
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