20秒しか闘えない力士の話(~WLB情報通信より~)

 

度々紹介してます、”㈱ワークライフバランス認定コンサルタント”を取得している私のところへ定期的に届く「WLB情報通信」に面白い記事がありましたので紹介させていただきます=^_^=

 

” 20秒しか闘えない力士の話”

 

~以下抜粋します~

よくコンサルティングの現場で耳にするのが「時間がない」という言葉。
私もついつい言ってしまいそうになる時がありますが(笑)、「時間がないだなんて言っていられない!もっと工夫をしよう」と思うエピソードに出会いましたのでご紹介します。

昨年の7月場所で、平成生まれの力士として初の三賞・敢闘賞を受賞。

9月場所でも勝ち越しを決め前頭4枚目に昇進した舛ノ山関(ますのやまぜき)。

得意手は相手と組みあうことなく繰り出す「突き」と「押し」。数十秒、時には数秒、勝っても負けてもすぐに決める「速攻相撲」が最大の魅力です。

なぜこの取組スタイルが生まれたのでしょうか?

実は舛ノ山関は、体に酸素をうまく取り込めない、心房中隔欠損症の疑いがあると2010年に診断されました。

激しい運動ができるのはたったの20秒足らず。稽古や取組の後は、タスキを渡した直後の駅伝ランナーの様な激しい息切れに襲われます。
診断を受け絶望した舛ノ山関は「もう相撲を続けるのは無理だ・・・」と考えたそうです。

しかし、母子家庭で苦労して育ててくれた母親への恩返しをしたい、その一心で闘い続けることを決心しました。
「他の競技より相撲は瞬間的に勝負がつく。一気に圧倒する相撲を取れるようになればいいじゃないか」決意を新たにし、稽古も工夫しました。長い稽古には耐えられないため、時間を短くして、その分回数を増やしたのです。間にはきちんと休み、体力を回復して、集中力高く稽古に臨みました。

質の高い稽古を重ね、速攻相撲を武器に取組を行った結果、2012年7月場所で、平成生まれの力士として初の敢闘賞を受賞しました。

みなさんはこのエピソードどのように感じられましたか?

ビジネスとスポーツを単純に比べることはできません。
ただ、私はこのエピソードを知った時「間違いなく私は舛ノ山関よりも時間があるし、工夫の余地もあるはずだ」と思わずにはいられませんでした。

「時間がない」と言う代わりに、どうにか短時間で出来るよう工夫できないか?と考えてみると、より質の高い仕事ができるかもしれません。

いかに短時間で成果を出す!

まさに、これからの働き方の考え方として参考になりますね(*^_^*)

 

  

男女共同参画ホームページTOPページはこちら

http://jacet.net/gender/