近年、離婚率の増加が話題になっています。
厚生労働省 2010年人口動態特殊報告によると、婚姻件数70万214組に対し離婚件数25万1378組とのです。
つまり、10組中3~4組の夫婦が離婚していることになります。
また、日本における女性賃金が男性賃金と比べ何%低いかを示す”男女賃金格差”は32.0%です(2005年)。
これは、欧米と比較して大変高い数字となっています。
母子家庭では、「夫の収入が得られない」「子どもがいるため長時間残業、転勤は難しい」といった条件が加わり、ますます収入が下がり、「働きながら育児をする母子家庭」の生活がどれほど厳しいものであるかが分かります。
夫子家庭では、母子家庭に比べると収入は高いものの、離婚によりこれまで妻に任せていた子育てを自分が担うことによって、これまでのような働き方ができなくなります。
このような現状からみても、男女ともに育児・介護を両立できる職場環境の構築は必須です。
厚生労働省 2010年人口動態特殊報告http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/syussyo06/index.html
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