病院見学も終わり、いよいよAAMIカンファレンスに全力投球です。
朝のジョギングをされる方々は、AAMI会場に一足先に向かうターミネータを彷彿とさせるヒーローこと(2016年 6日目 AAMI 参照)
天才井桁さんと遭遇され、臨床工学技士会から代表で来られている、大変さを痛感されホテルに戻られました。

 

AAMI 学会始まる

この日は、アメリカ人の様にラフな格好で、アメリカンな学会を体験して下さいとツアー参加者の皆様に提案したのですが、現地スタイルのラフな格好での学会参加はいかがだったでしょうか?

朝食後、ツアー参加者さん達をAAMI会場のレジストレーションに案内し、トラブルなくレジストレーションが終わりました。事前に「学会当日、レジストレーション時に英語表記の名刺があると役立ちますので、お持ちの場合は持ってきてください。」と案内していたのでほとんどの方が英語表記のある名刺を持参され、去年と違い流れる様に進みました。


レジストレーション後は、会場内で自由行動となりました。途中旅の上級者島崎先生が、『ホテルのアイロンを消した覚えがない』と顔面蒼白になりホテルに戻るハプニングがありましたが、何事もなく、また会場に戻って来られました。(旅の上級者はホテルで洗濯をして、アイロンで半分まで乾かすと言う荒技をやってのけていました)

ここで、発表会場のチェックをしましょうと皆さんに集合してもらい会場まで行き、マイクを確認!そして、コンピュータをセットして確認しようとした時、この部屋の学会運営担当者が『持ち込みのコンピュータを認めません!』とアメリカ人らしくきっぱり言うのです。『持ち込みコンピュータを使うと設定に時間がかかり発表がどんどんとずれ込むからできないんだよ』と言うのが運営側の言い分です。昨今の学会では、持ち込みが当たり前になってきているのになかなかのローテクぶりです。「流石アメリカ!」と言うのが私の感想でした。「去年はそんなことなかったのになー」とも付け加えておきますね。困った発表者達はSDドライブから学会会場においてあるコンピュータにデーターを移すか?とか話していたのですが、ここで私 バネラ先輩 の出番です。その担当者に「上の人に掛け合って!どうしても持ち込みコンピュータが必要だから!」と言うと、早速彼は電話で上に掛け合ってくれました。『なぜ持ち込みが必要なのか?』『どの発表に持ち込みコンピュータを使うのか』等電話越しに上から聞かれたことを私に聞いてくる彼、それに対して、「日本語コンピュータだから」、「このセッションの発表者全員」と何となくそれらしいことを返すと、上のOKが出たらしく、コンピュータの持ち込みを認めてくれて、設定を手伝ってくれました。Jの発表に至っては、コンピュータは、Macでビデオに音響まで入っていたので、その時には機材が間に合わず、発表当日はAM8:00からセッションが始まるので、遅くともAM7:00に設定に来て下さいと言われ、この日の出来る設定は終わりました。明日、設定がちゃんと出来るかドキドキです。

学会会場内は、アメリカ人の温度に合わせているのでものすごく寒くて、外は日本の真夏並みの気温です。この寒さに耐えられなくなりそうなで、寒さでお腹が痛いと言っているツアー参加者さん達を外に連れ出し、近くの川でカヤックをして、自然の風の中体調を整えることとしました。

カヤック&スタンドアップパドルサーフィン

あいにくの暑さで、同じことを考える人が多いらしく、カヤックを貸し出すブースは大忙しで人数分のカヤックが用意できず、スタンドアップパドルサーフィンを私がすることになりました。いざ、カヤックの貸し出しが始まると、カヤックが足りず、五十嵐さんもスタンドアップパドルサーフィンをすることになりました。五十嵐さんは、『これがやりたかったのです』って、言っていただけたので助かりました。1時間後には、五十嵐さんは、パドルをかく時、膝がしっかりと入り、すごいスピードで進んでおり、『サモアの漁師がそこで、漁をしています。』と他のツアーの方に言わしめるほどの腕前でした。

ホテルに戻り、プール、ジャグジーでも遊んで、シャワーでさっぱりした後、相田さんのお土産リクエストのアーモンドバターを買いにオーガニックストアーにツアー参加者さん達をお連れしました。

会食

夜は、JSMIの先生達と合流してAAMI発表前夜祭?なので、奮発してステーキを食べようという事になり、良い感じのお店に入って行きバッフェ形式の食事を楽しみました。色々なステーキがメキシコ料理の肉の様に串に刺さって出て来ます、それを『いる・いらない』で、決めるのですが、このステーキが、椀子そばくらいの勢いで、次々に出て来るので、『碗子ステーキ美味しかったですね!』と皆さんの意見がまとまりました。

食後、ツアー参加者さん達とホテルに帰る途中、松田先生が、『月がStrawberry Full Moonって言われているから、見に行く』と、コウモリが大群で飛び立つことで有名な橋まで一緒に来られ『じゃ、おやすみー』と言って、道路を走って渡って行かれました。「松田先生、行動力があってパワフルだなー!」と、感じました。

予演会

ホテルに帰ったら、予演会の始まりです。島崎大先生の発表を日本語で聞いて、みなさんのツッコミがあまりに凄く、島崎大先生が本番前に凹まないか心配するほどでしたが、より良いものにしようとする皆さんの熱意に感心しました。

さて、明日は本番です、朝早いですが頑張りまーす。