皆様、お久しぶりです。

米国駐在員のバネラ先輩こと、長澤です。

 

今回は、東京工科大学 臨床工学技士科 1年生の新保さんが、

UCHealth Memorial Hospital を見学され、

レポートを書いてくれましたので、載せさせていただきます。

 

生の声をお届けしたいので、レポートは頂いたものそのまま載せたいと思います。

少々おかしなところがあっても、許してあげてくださいね。😉

 

病院見学依頼

新保さんがアメリカに行く予定になっているので、

長澤さんの務める病院を見学させてもらえませんか?

 

と、田仲教授笠井助教から

打診があった所から話が始まります。

 

先生からお話を伺うと、

彼女のお父さんは、アメリカ人で

英会話には、全く問題が無いと言うことだったので

 

見学に来ても、私がずっと通訳をする必要が無いことがわかり

他部署にも見学をおねがいできるな!と思いました。

 

と言うのも、日本の臨床工学技士の職域は広く

病院内でできる事が、多いのです。

ですので、彼女の希望を元に

 

Clinical Engineering, 医療機器管理部門

Registered Cardiovascular Invasive Specialist, カテ部門

Perfusionist, 体外循環部門

Respiratory therapists,  呼吸器部門

の、4部門を1日づつ見学してもらうことにしました。

 

HIPAA (health information portability and accountability act)

アメリカの病院見学は、患者さんを守る観点から大変厳しく、

誓約書、予防接種の確認、テスト(パワーポイントで病院見学の心得を学習した後テストがあります)、

そして、病院の責任者のサイン等、様々な書類が必要となります。

 

彼女は、アメリカに来て更に、必要な予防接種&ドラッグテストを受けていました。

結果無事、様々な書類が認められ、見学が可能となりました。

 

新保さんの望み

彼女と初めて、LINEで電話をした時、

「日本国内では、医療機器メーカ、海外では(特にアジア圏)、医療機器を分解して、修理することに興味がある」

と、言っていたので

「新興国で医療機器を保守点検・管理するのが、今の彼女の望みかな?」と、

考えていました。

 

さて、この春から臨床工学技士科の2年生になった

彼女は、これからどの様に考えるか?

成長が楽しみです。