今日は、取材で教えていただいた臨床工学技士6名のうち6人目のエピソードなどの紹介です!(^^)!
女性技士 (勤続26年、結婚24年目、子供:2人、核家族)
娘が1歳の誕生日の日に実家にあずけて、1週間程泊まり込みで講習会に参加(国家試験を受けるため)。娘のことが心配で、毎日電話をかけて様子を聞いていた。電話のそばで泣き声が聞こえた時は胸が熱くなり、込み上げる思いをした。
娘が低学年の時、「結婚したら仕事はしないで家にずーっといるんだ」と言われてびっくりした。寂しい思いをさせているのかな、と思った。
技士長をはじめ、技士の皆様や夫の理解と協力なしでは両立は難しいと思います。また、託児所のおかげで安心して仕事が出来たと思います。
☆日本では、女性のロールモデルが不足していることが問題と言われています。当会の女性会員の年齢分布を見ても、女性は20~30歳代が9割を占め、40歳代以上が数%という現状です。
職場単位では、おそらく今結婚・育児のライフステージにある女性技士が自ら職場での道筋を切り開いていかねばならない立場にある方が多く存在すると思います。
実際には、妊娠・育児を機に退職せざるを得ない方が多く存在している事が推測されます。玄々堂君津病院では、勤続26年の女性技士というお手本となる方の存在も大きく影響していると思います。
このような方が全ての職場に居ればよいのですが、実際はそうはいきませんので、技士会でこのような方を紹介(ロールモデル)していくことが、現実的で有効な活動と考えます!(^^)!
次回に続きます…
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