ワークライフバランスとは?を説明する時に、”ライフが充実すれば、人脈・アイデア・スキルが得られて、結果的にワークの質と効率が高まる。ワーク・ライフ「シナジー」(相乗効果)の実現が、これからは求められます”というように説明しますが、”いまいちピンと来ない”という方が多いです。
外でのインプット(ライフ)が、仕事でのアウトプットに繋がる、すなわちいいアイデアが生まれ業績が上がる。現状では、長時間労働で睡眠時間が削られ、集中力が低い状態で仕事を行うのでミスが発生する。また、私生活の時間がないのでアイデアのインプットがないまま出社してアウトプットがでない…など悪循環の状態のため、日本国は長時間労働の割に成果が乏しいという現状にあるということです。
その中で、インプットとアウトプットの関係について、興味深い文献がありましたので紹介します。
アイデアの作り方 (著者 ジェームス・ヤング)
「アイディアは既存の要素の組み合わせ以外の何ものでもない」
継続したインプットによって得た、さまざまなアイディアやノウハウ(部品)の組み合わせにおって、新しいビジネスの創造(アウトプット)ができる。
つまり、斬新な新しいアイデアと見えても、きっとそれは発想の元となるインプットによって得られたものということです。たとえば他の業界のノウハウを取り入れたりすることなどもこれにあたり、さまざまな分野のインプットが必須と言えます。
私たち臨床工学技士は、医療の発展のために”アイデア”のアウトプットが重要です。その”アイデア”を生むためにもインプットが出来る状態、すなわち『ワークライフバランス』の実現が必要であることがわかりますね=^_^=
興味のある方は是非一読してみて下さいm(__)m
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