昨日、世界的なファッション誌『VOGUE(ヴォーグ)』の日本版『VOGUE JAPAN』が、“圧倒的な活躍をみせた女性”を選出する『VOGUE JAPAN Women of the Year 2012』で、前田敦子、剛力彩芽、きゃりーぱみゅぱみゅらが受賞したという報道がありましたね。
記事はこちら(エキサイトニュース)
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20121126/Oricon_2019055.html
ウーマン・オブ・ザ・イヤーといえば、日経WOMANで、その年に各界でもっとも活躍した働く女性に贈る「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」が毎年発表されています。
2011年12月6日に発表された、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2012」を思い出しましたので再度調べてみました(以下記事を抜粋します)。
「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2012」大賞に選ばれたのは、日本看護協会 看護研修学校 認定看護師教育課程 救急看護学科 主任教員の石井美恵子さん。災害看護や救急看護を専門とする看護師としてキャリアを積んできた石井さんは、東日本大震災発生後、被災地支援に尽力。
日本看護協会が被災地に送った“災害支援ナース”派遣の陣頭指揮を執り、全国から延べ3770人にのぼる看護師派遣を取り仕切った。さらに、被害が甚大だった宮城県石巻市では、行政や地元の医療・介護関係者を巻き込みながら「福祉避難所」の設置を主導。避難所生活で寝たきりになってしまった高齢者が、自力でトイレに行けるようになるなど目に見える効果を出してきた。
石井さんが被災地支援で発揮した強いリーダーシップや迅速かつ適切な判断力・行動力は、豊富な国際支援の経験に裏打ちされている。2003年のイラン大地震を初ミッションとして4回にわたる国際支援の現場を経験。
2006年のジャワ島中部地震、2008年5月の中国・四川大地震では、国際協力機構(JICA)の国際緊急援助隊の医療チームでチーフナースを務めるなど、国際支援における日本のプレゼンス強化にも貢献してきた。現在は日本看護協会の看護研修学校で救急看護学科の教員として教壇に立ち、後進の育成に力を注いでいる。
災害看護のエキスパートとしてのキャリアや活動実績、それらの経験を生かすべく臨んだ東日本大震災の被災地支援で発揮したリーダーシップとその成果、さらに後進育成に向けた熱心な取り組みを高く評価し、大賞となった。
基の記事はコチラ
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20111205/116330/
緊急時に数千名の看護師を無駄なく統率し、適宜・適時に配置させるなど、並大抵の経験ではできません。豊富な海外での緊急医療での実地での経験が活きたのではないか、というコメントがありました。
「方法論ばかりで時間が経過し、結局何もしない」「何もしないための言い訳を考えることに力を費やす」…という状況を度々目にしますが、”実践こそが、根本的な問題解決力に直結し社会貢献力となる”という教えを示してくれているように感じました。
最初から大きな成果を上げることは難しいかと思います。ただ、方法論ばかりで多くの時間を費やすよりかは、どんな小さなことでも
それを過小評価せず、”「やれること」からまず始めてみる”、やっているうちに1つづつ壁をクリアしていけば、大きな成果に繋がるかもしれません。
それにしても、目標を持って活き活きと働く方は本当に素敵ですね(*^_^*)
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