両立支援ガイドブックの紹介⑧
2013年2月発行の「両立支援ガイドブック」を何回かに分けて紹介させていただいてます。
前回は5月30日にUPしました。
【ワークライフバランスの取り組みについて】
<STEP1> ワークライフバランスの調査
<STEP2>ワークライフバランスの導入
<STEP3> 働き方の見直しプロジェクト
<STEP4>見直し施策の実施
今日は前回のつづきで、<STEP3> 働き方の見直しプロジェクト、<STEP4>見直し施策の実施についてです。
現状調査、WLBの導入を行ったら、次は、現在の職場での働き方の見直しを行っていきます。
① 最初に、自分の現在の働き方を確認します。仕事の予定と実績を確認。やるべきであるが達成できていない業務の把握などを行います。
② 業務の課題の抽出をおこないます。①で見つかった業務のずれ・課題をチェックし解決のための施策を検討する。
③ 会議で見直しのための会議(よく、カエル会議と言われています)を行う。ここでは、個人では解決できない、チームとして解決できることはないか?を確認する。
例えば、残業時間の多い人に対して、1人に業務が集中していないか?分担できるものはないか?や、“この人しか出来ない業務”の見直し⇒本当にこの人にしか出来ないのか?スキル不足であれば研修会や勉強会で知識の共有化を図るなどです。
④ 次に、ミーティングで決定した施策をチームで実行します。
⑤ ①~④について、定期的な会議で誰がどのくらい効率化できているか、改善できない理由は何かを話し合います。
この5つのステップを期間を決めて繰り返し行って行きます。
働き方の見直しは、何年もかかるそうです。10年後の「大介護時代」に向けて、今から働き方の見直しを行って行く必要があります。
特に、人員不足で忙しく余裕がないというような職場ほど、業務を見直して行くことが重要と言われています。「重要だけど緊急性がない仕事を先延ばしにしている」ということはないでしょうか?
職場全体での業務を見直し、整理・合理化・見える化・知識の共有化などなど、出来ることはたくさんあるかもしれません。
ぜひ、職場の皆で、現在の業務について話をしてみてはいかがでしょうか?
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