2025年06月23日 (月)
AAMI最終日です。朝からAIについての講演、そしてその後いよいよACCEによるこのホームケアについての講演です。平山委員は、頑張って英語を用意してくれましたが、はたしてどうなるか?
🤖✨AI時代の医療現場、私たちの役割はどうなる?!🤔💡
AIは私たちの強力な相棒!賢く働こう!💪🤖
まずはこちらの言葉から!
「AIは単なるツールであり、適切な情報と人間の判断があって初めて効果を発揮する。」
そうなんです! AIって何でもできる魔法の杖みたいに思われがちだけど、実は私たち人間が正しい情報を与えて、ちゃんと「これでいいかな?」って判断してあげてこそ、真の力を発揮するんです! AIは私たちの強力な「相棒」であって、AIに任せきりにするんじゃなくて、私たちがリードしていくことが大切なんですね!
そして、この言葉も心に響きます!
「無理して働くな、賢く働け。」
もう、これはまさにAI時代の合言葉ですね! 無理してガムシャラに働くことも時には必要だけど、AIという素晴らしいツールがあるんだから、もっとスマートに、もっと効率的に働けるはず! AIにできることはAIにお願いして、私たちはもっとクリエイティブなことや、人間にしかできない温かいケアに時間を使っていきたいですよね!
責任の重みと、未来への希望!🤝💖
でも、AIと働く上で、絶対に忘れちゃいけない大切なこともあります。
「誰かがChatGPTが出した答えで死亡した場合でも、その医療行為をした人物が訴えられることを忘れてはならない。」
「AIツールはあくまで補助であり、常に自分自身の検証と判断が求められる。」
ゾクッとするような言葉だけど、これは本当に大切なことですよね。AIがどんなに賢くなっても、最終的な責任は私たち人間にあるんです。だからこそ、AIが出した結果を鵜呑みにせず、常に自分の知識と経験でしっかり確認する「賢さ」が求められるんです。AIはあくまで私たちのサポート役! 私たちが医療のプロとして、最終的な判断を下す責任があることを肝に銘じておきたいですね。
でも、心配ばかりすることはありません! 未来はとっても明るいんですよ!
「共通の言語とプラットフォームで連携することで、遠隔地の患者にも高品質な医療を提供できる未来が開かれる。」
これって、すごくワクワクしませんか?! AIや新しい技術のおかげで、場所が離れていても、誰もが平等に質の高い医療を受けられるようになるなんて! 私たちが手を取り合って、共通のシステムを使って情報を共有すれば、医療の可能性は無限に広がるんです!
そして、「医療技術の進化は現実であり、今日、私たちはその最前線に立っている。」
そう!私たちは今、医療の歴史が大きく動く瞬間に立ち会っているんです! AIという新しい波を恐れるのではなく、その波に乗って、もっともっと医療を良くしていくことができるはず! 私たちHTM専門家は、その最前線で輝くことができるんですよ!革新的なアプローチで、たとえMPR(患者ケアの指標)には直接貢献しなくても、患者さんとの最初の出会いやケアを大切にしている、という温かいメッセージですね。AIが進化しても、人としての温かさ、患者さんへの寄り添いは、いつの時代も医療の中心にあるべきだと改めて感じさせてくれます。👋😊
さて、いよいよACCEのホームケアについての講演です。
未来の医療の形「ホームケアについて、各国の取り組み」!
イタリアの在宅医療は進んでる?!🇮🇹
イタリアでは、公費負担の国民健康保険システムがあるけど、21の州ごとに独立した政策や資金配分があるんですって! 高齢化が進んでいて、在宅医療や遠隔医療(テレメディスン)の重要性が増しているんです。
国と州の二層構造で、標準化されたガイドラインやプロトコル、データ連携基盤を整備しているんですよ。 医療機器の相互運用性やデータの一元管理も推進されているんです。
在宅心疾患患者さんのモニタリングで、不適切な入院が40%も減少した事例があるんですって!
複数の地域で脳卒中患者さんの遠隔診断や搬送判断をAIやモバイルCTで支援
オリンピック開催地での遠隔医療体制構築など、特別なプロジェクトも進行中なんです!
各州が異なる政策や資金調達を行う中で、いかに全国的に標準化されたテレメディシンプラットフォームが構築されて、医療データの連携と遠隔診断が可能になったかを示しています。 特に、各地域の独立性と国レベルでの統一性とのバランスが重要視されて、医療機器の相互運用性や安全性が確保される仕組みが、COVID-19以前から存在し、パンデミックによってその必要性が一層高まった点が強調されました。
過去1年半で全国テレメディシンプラットフォームが構築されて、各地域が基本的なテレメディシンサービスを提供しているんです。 ガイドラインや臨床プロトコルに基づいた運用が行われていて、21地域それぞれで異なるソリューションが導入される中で、国レベルで統合的なデータ管理とKPIによる評価が実施されているんですよ。 地域ごとに異なる医療政策と資金調達のバランスや、ベンダーニュートラルなシステム構築の難しさも課題ですね。 特定の地域で複数のテレメディシンソリューションが混在している場合、統一的なプラットフォームへの統合をどう進めるか検討する必要があるそうです。
在宅医療(Hospital at Home)モデルの実現と効果!🏠🏥
在宅医療モデルは、従来の入院中心の医療から、患者さんの自宅や地域コミュニティでの治療にシフトするアプローチで、特に高齢化が進む中で重要性が増しているんです! イタリアでの事例を通して、不適切な入院が40%も削減されたことや、遠隔医療センター(COT)の活用による統合的な患者管理システムの構築が紹介されました。
在宅医療モデル導入によって医療資源の最適化が図られた例を示しています。 従来の病院に全てを依存するのではなく、遠隔診断や在宅モニタリング技術を活用することで、医療負担を軽減し、患者さんのQOL向上に貢献しているんです。 特に、事例として40%の不適切入院削減が報告されて、遠隔医療センター(COT)を通じた統合的なケアが、その効果を裏付けているんですって!
自宅での初期モニタリングが強化されて、必要な時に病院への迅速な転送を実施、医療資源の集中化を防止して、効率的な運用が実現されているんです。 患者さんの居住環境や地域特性の差異や、在宅医療における緊急対応体制の整備も考慮する必要があるんです。 高齢者が多い地域では、迅速な緊急対応と在宅診療の両立が求められるため、通信環境や現地スタッフの教育が重要となるそうです。
カナダおよびUK (イギリス) の在宅医療はどんな感じ?🇨🇦🇬🇧
カナダは州ごとの分権型で、政策や資金配分が分散しているんです。 プロジェクトごとにパイロット導入して、徐々に拡大していく形ですね。 イギリスはNHSによる中央集権型で、全国一律のガイドラインと予算配分なんですって。 導入まで時間がかかるけど、実装後は一貫性が高いのが特徴です。
モバイルCTやMR、ドローンによる検体輸送など、先進的な技術導入が進んでいるんですよ! 在宅医療のための建築設計や感染対策、データ連携など、臨床工学技士さんが設計段階から関わっているんです! AIやバーチャルアシスタント、拡張現実(AR)などの新技術が在宅医療を支えていくことや、患者データのシームレスな連携と専門職間の協働が不可欠だと期待されています!
カナダおよびイギリスにおける在宅医療と移動医療の展開!🚗💨
後半では、カナダやUKでの在宅医療(hospital at home)や移動医療の取り組みが紹介されました。 これらの国では、医療技術の進歩とモバイルデバイスの活用により、遠隔地や地方コミュニティにおける診断、検査、検体採取などが効果的に実施されているんです。 また、大学での教育カリキュラムにおいても、在宅医療が取り入れられており、医療従事者全体の意識改革が進んでいるんですよ。
移動診療ユニットとしてのモバイルCPE、モバイルMRの活用、地方や離島などでの迅速な診療対応、ドローンを用いた検体採取の実験的な取り組みなど、最先端の技術が導入されています。 これは、医療従事者が従来の病院中心の医療から、患者さんの生活圏内で提供できる在宅医療への転換を示しているんです。 特に、カナダやUKの事例は、移動医療ユニットの運用や遠隔地での診療サービスの効果を具体的に示していて、患者さんの快適性と医療資源の効率的利用を両立させるモデルとして参考になりますね!
演者のジョンさんの経験では、5年前に中国の大学で在宅医療プログラムのカリキュラムを作成し、その後UKからカナダへ移住して、移動診療ユニット(モバイルCPEやモバイルMR)の運用、ドローンによる検体採取の実証実験が取り組まれているんです。 これによって、特に離島や北部の村落での医療アクセスが大幅に改善されたそうですよ! 地理的条件による機材の輸送の難しさや、現地スタッフの技術研修と教育の必要性も課題ですね。 広大な地域や離島では、移動時間や気候条件に配慮して、医療機器の耐久性と通信環境の整備が特に重要となるそうです。
ホームケアにおける技術統合と政策の挑戦!🤝📊
カナダ、英国、ドイツの各国事例を通じ、在宅医療の実施に関して、資金配分、政策実行、デジタルインフラの断片化、臨床工学技術の統合、そして建築設計との協働の課題が明らかになりました。 各国固有の仕組みが在宅医療の質と効率にどう影響しているかが説明されたんです。
英国は中央集権型の国民保険システムに基づいていて、2022年のNHSプランで100,000人当たり50,000ドルの予算が割り当てられているんです。 カナダは州ごとに政策が異なり、分散型でプロジェクトごとの資金調達が求められるんですよ。 デジタルインフラの断片化によって、電子健康記録や医療情報の統合に課題があるんです。 臨床工学技術の進化に伴い、在宅医療機器の整備や安全管理、現場での迅速な対応が求められています。 建築設計においては、在宅医療が前提となる住環境の整備が必要で、臨床エンジニアが設計プロセスに参画することが重要なんです。 ドイツでは、保険制度、医療費、電子データの共有に関する特有の課題が存在するんですって。
英国とカナダの事例を用いて、政策の決定プロセスや資金配分の仕組みの違いが在宅医療の実施にどう影響しているかについて詳しく説明されました。 特に英国では、中央から明確なガイドラインが下されることで迅速な実施が可能となる一方、カナダでは州ごとに異なる政策や資金面の制約が、システムの導入を地域ごとに分散させ、実施速度にばらつきが生じることが示されました。 また、同時に、臨床エンジニアが現場で医療機器の修理・保守、デジタル統合を推進する役割が強調されました。 さらに、在宅医療の拡大に伴い、建築設計や住宅の改修にも医療的視点が求められていて、関係各者との協働の必要性が説かれたんです。
デジタルインフラの断片化による電子健康記録の統合問題や、中央対分散型の資金調達・政策実施の違い、臨床エンジニアの役割と現場での機器管理・保守、在宅医療環境に合わせた建築設計の必要性も考慮すべき点ですね。 もし政府の政策変更があった場合、すぐにデジタル統合計画を再検討する必要があるそうですよ。 資金不足の場合は、地方自治体やパートナー企業との連携を強化して、プロジェクトの継続を図るんです。 新技術導入に際しては、既存の医療システムとの互換性を十分に検証することも大切です。
ドイツの医療制度とテレヘルス事情!🇩🇪
ドイツでは、強制健康保険制度で、治療費は保険会社と病院が交渉するんですって。 在宅患者さんは660万人もいて、主に創傷治療や人工栄養が中心だそうです。
テレヘルスは主に民間企業がアプリを提供して、医師と患者さんをつなぐ形が多いんです。 プライバシー意識が高くて、データ共有やクラウド活用には慎重なんだそうですよ。 中央EHR(電子健康記録)の導入も進行中なんです! ウェアラブルやレーダーセンサーによる患者モニタリングの実証実験も行われているんですって! AI活用のための大規模データベース構築と、規制・プライバシーのバランスが課題なんだそうです。
TelemedicineとEHR統合の取り組み!📲👩⚕️
EHRシステムを活用し、医師や薬剤師が患者さんの投薬情報と薬剤相互作用を共有できる仕組みが説明されました。 痛み止めの重複処方など、薬剤管理の問題に対して積極的なアプローチが紹介され、ドイツ国内のプライベートテレヘルスプラットフォームでの遠隔診療予約、ビデオ会議、薬の受け渡しが解説されたんです。
演者は、患者さんの薬剤管理において、EHRによる薬剤相互作用の確認、ならびに医療プラットフォームを通じたオンライン診療や予約システムの活用について詳しく説明しました。 特に、プライベートなアプリを利用することで、患者さん自身が医療機関や診療科を選び、診察の予約、ビデオ会議での医師との連絡が可能になる点を強調しているんです。 さらに、これらのシステムは保険会社との再償還条件の交渉が必要であることも述べられました。 患者データのプライバシー保護や、再償還交渉の複雑さ、プライベート企業運営によるシステムの信頼性も重要ですね。 もし保険会社との再償還交渉が難航する場合、システム運用に支障が出ないよう、他の資金調達手段を検討する必要があるそうです。
AIデータベースと革新的な患者モニタリング!👁️🗨️🤖
外来患者さんのための大規模なデータベース構築によって、AIツールを用いた診断支援を目指す取り組みと、患者モニタリングのための最新技術の評価が紹介されました。 特に、スイス製のNBN AIOレーダーセンサーを使って、カメラを使わずに患者さんの動作や呼吸、転倒を検出するシステムに焦点が当てられたんです!
演者は、患者データを即時に活用できるライブプラットフォームと、研究目的で用いるオフラインデータベースの二重構造を説明しました。 クラウド利用に関してはドイツの規制が厳しく、患者データの保護が大きな課題となっているんです。 さらに、スイス製のNBN AIOのような革新的なデバイスを評価していて、プライバシーを守りながら、患者さんの基本的な生体情報を取得する手法が今後の外来および在宅医療の支援に貢献すると期待されているんですよ。
このデバイスは、カメラを一切用いず、レーダー技術で患者さんの室内の動作を監視するんです! 例えば、患者さんが立ち上がったり、転倒したり、1時間以上部屋を離れている場合に警告を発するんですよ。 また、患者さんの呼吸状態のモニタリングにも応用される可能性が示されて、将来的にはECGに類似した機能の実現も模索されているんですって! これは、従来の監視システムとは異なり、プライバシーを確保しながら安全確認ができる革新的な取り組みとして提示されました。 クラウドとオフラインのデータ連携方法の確保や、規制に基づく患者データの取り扱い、デバイスの検証と精度向上も大切ですね。 もしクラウド利用に関して規制上の問題が生じた場合、オフラインデータベースと厳しいネットワーク制限を併用する方法を検討するそうです。
AIがもたらす未来の医療は、本当に楽しみがいっぱいですね!これからも一緒に学び続けていきましょう!また次のブログでお会いしましょうね!バイバイ!