今日は、取材で教えていただいた臨床工学技士6名のうち3人目のエピソードなどの紹介です!(^^)!
男性技士 (勤続10年、結婚3年目、子供:なし、核家族)
妻は摂食障害で、極度な低栄養・低体重に陥り生命の危険があると医師から診断を受けた。
入院を勧める医師に反して、妻は拒否し続けた。早くどうにかしなければならない気持ちが強くなって、きつい口調で入院を勧めたら更に妻の病状が悪化し、私の不安が強くなり仕事が手につかなくなっていった。
そんな時技士長が声を掛けてくれて家庭内での話を真剣に聞いていただいた。その上、院内メンタルヘルス担当の医師とカウンセリングの時間まで取ってくれて、接し方や今後の治療方針まで相談していただいた。そのためか多少ではあるが、症状の安定が見られてきた。現在でも通院のための勤務調整をしていただいている。
今後は、気軽に相談されるようになるのが目標と考えています。
☆現在の職場では、メンタルヘルスに対する問題とその対応の必要性が求められています。今後はますますその重要度が増してくると思いますが、日本では未だその対応が不十分と言われています。
玄々堂君津病院では、このように柔軟な対応と職場の雰囲気作りによって“仕事と家庭の両立”を可能にしていることが、技士の方々のエピソードを聞かせていただく事でよくわかり、本当に参考になりました!(^^)!
次回に続きます…
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