2012年4月12日(木)に取材に行きました!
取材では、三浦技士長をはじめ事務次長、6名の臨床工学科の皆さまに取材させていただきました(^^ゞ
取材当時の臨床工学科の在籍人数は30名(M/F = 22/8)でした。
両立が原因の退職者はこれまでいないということです。
2006年に取材を行った時との違いは、託児施設の利用についてです。当時は託児所の条件が看護師かDrしかあずけられないということでしたが、今はその区別はないそうです。ただ、利用者が多いので看護職や技術職を優先しているそうです。
職場における「両立」の取組みや雰囲気は、上司の方針によって左右されることが一般的です。そこで、「仕事と家庭を両立するスタッフに対して、技士長として配慮したこと」について三浦技士長にコメントをいただきました。
(三浦技士長)
“子供が発熱した”等で「休みたい」との申し出があった場合は快くOKしている。他に親の病気や介護のためとか、また学校行事などどうしようもない事情の場合、勤務の変更を可能な限り許可している。
急遽スタッフが足りない時は休んでいる技士が代わって出てくる事もあるが文句を言う人は誰もいない。血液浄化治療は特に看護師との連携が重要なので、急な場合は看護師さんにも協力を頂き“チーム透析”で対応している。
私も自分の子供が小さい時に病弱で苦労したのでその大変さが身にしみている。現代の核家族構成では頼る近親者が近くにいない事が多いため、職場の誰かが親や兄弟の代わりになって助けてやるべきと思っている。
職場は大家族であると考えているので、相手を知り自分を伝えるためにも普段からコミュニケーションをとり、隠し事の無いように指導している。逆に指導が行き過ぎたせいか触れたくないプライベートな事にまで介入する技士もいる(笑)。
仕事以外でも常日頃から困った時はお互いに助け合う相互扶助の精神を持ち合わせる雰囲気作りを行っている。
☆前回に取材を行った時と同様、「困った時の助け合いの精神」が当たり前のように浸透していることを感じました。この“居心地のよさ”を、文章で伝えるのはとても難しいのですが、取材という限られた時間の中でも「両立が原因で退職する人がいない」ことが納得できるような雰囲気でした!(^^)!
次回に続きます…
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