スタッフ紹介②

昨日にひきつづき男女共同参画スタッフ紹介をさせていただきます!

 

スタッフ紹介

 

名前 百瀬 直樹

性別 男

年代 50歳代前半!

勤務 自治医科大学附属さいたま医療センター臨床工学部

居住 埼玉県さいたま市

好物 ビール

趣味 日曜大工

座右の銘 “楽するために努力する”

仕事の夢 “安全な医療環境と楽しく働ける職場を作ること”

 

座右の銘の書いた「楽するために努力する」というのは、将来楽になるために今頑張ろうということではありません。皆が無駄な努力、無駄な仕事をする羽目にならないための、仕組みを努力して作るということです。具体的には仕事の合理化、効率化を図り、機械やコンピューターで出来ることは、そちらに任せられるシステムを努力して作り上げて、皆で楽をしようということです。そういった努力は辛くはないのが不思議です。その延長線上に仕事の夢があります。

私の施設の臨床工学部では安全な医療、「安全第一」を掲げています。現在、私が主な業務としているのは人工心肺ですが、元々は透析や心カテ、血液成分採血なども行っていました。その経験は体外循環の仕事に大いに活かされていて、透析や成分採血で閉鎖回路の安定性を認識していたので、人工心肺では珍しい閉鎖回路を採用しました。また、透析装置や人工呼吸器、ペースメーカーなどの目覚ましい進歩に比べると、人工心肺やPCPSなどの体外循環装置の自動化、安全装置の内蔵、標準化が遅れていると感じていますので、次世代の人工心肺の研究開発に力を注いでいます。

楽しい人生のためには明るい職場が不可欠です。職場は皆で築くものですが、その環境作りは管理職の仕事だと思っています。当センターの臨床工学部では、部内に垣根を作らないために、各部門の責任者を除き、血液浄化業務、体外循環業務、心臓カテーテル業務、ペースメーカー管理業務、医療機器管理業務を1週間サイクルのローテーションとし、お互いに自由に意見を述べられる環境を作るようにしています。また、毎月開催する部内の勉強会(写真)や懇親会にはママさん技士には子連れで参加してもらっていますが、育児と仕事両立の苦労と子供の成長の喜びを、独身世代の部員にも少しでも感じてもらえているのではと期待しています。

 

子連れ参加の部内勉強会

 

ワークライフバランスは、子育て世代ではライフの部分が大きくなるのは当然です。ただ、バランスが不安定になることもあるでしょう。もしも、部員の子供は部員全員で育てるという意識と環境ができたならば、ワークライフバランスも部分的にしろ共有化ができ、皆でバランスを補完し合えるのではないかと、私は思っております。

 

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