【部内、上司としての環境】
自分を含め、家族が病気になったりして急に休みを取らなければならないことは当たり前のことの様に起こります。3名が2名に欠けることは業務を遂行するのには厳しい状況になりますが、「お互い様」と言う当たり前の気持で、休まなければいけない時は、快く「休んで大丈夫だよ」と答えられる気持ちを持っていることだと思います。
部門の長になった時は、常々、私自身が協力してもらって両立できたことを伝え、「今は協力する立場ばかりになるかもしれないけど、いずれ協力してもらわなければいけない立場になることが絶対あるから、「お互い様」と言う気持ちを忘れないで協力しあって業務にあたってほしい」と伝えていました。
また、これは上司としての立場をしっかりと持たないといけないことですが、臨床工学技士には様々な仕事を頼まれ、増加する一方だと思いますが、5名いる部所であれば、4名で100%こなせる業務を考えて、依頼される業務を調整することです。特に長期的な仕事に対しては十分な検討をしなくてはなりません。お断りすることはとても難しいことですが、5名で100%の仕事を請け負って、誰かが長期的に休まなくてはならなくなり、自転車操業で5名分の仕事を4名でこなせたとしても、心に余裕がなくなれれば事故につながるかもしれません。更に誰かが風邪をひいて休むなんてことになり、業務が継続できなくなった時に一番に迷惑を被るのは患者さんです。5名だったら4名で100%の仕事量。このぐらいの業務量に調整し制御することが上司の役割でもあるのではないでしょうか。
第7回につづく
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