我が家のCE生活

山形県臨床工学技士会 
吉田 功樹

 私は技士になって6年目です。生まれも育ちも山形で、東北文化学園を卒業後も山形在住の生粋の山形県民です。入職後はCEである妻と結婚し、2人の子供にも恵まれ、現在は仕事と子育てに日々奮闘中です。

 妻がCEであることによって、仕事に対する理解度が高いことは言うまでもありません。自宅で「今日職場でこんなことがあって…」などといった会話をしていても、「私のところでもこんなことがあった」「そんな時はこうするといよ」などと言う会話になり、一方通行では終わらない、という利点になっていると思います。こういった繰り返しで、一方が経験したり、学習したことを、何気ない会話の中から共有することが出来るようになりお互いのスキルアップに繋がっていると思います。また、平日の公休が合えば土日を避けてランチや買い物に出かけられる、といった特典もあります。

 一方では、研修会や講演会などが開催されると、子供の兼ね合いなどもあり夫婦ともに参加することが厳しいです。我が家はともに透析施設にて従事しているため、すべての学会・研修会への参加が重なってしまうため、スケジュール調整などが大変になってしまいます。しかし、この問題はCE同士の夫婦に限ったことではないと思いますので、どの家庭でも協力し合って解決するしかないのでしょうか。

 夫婦ともにCEであることは、私は利点の方が多いと思います。お互いに協力し合い、技術・知識を高め、一人でも多くの患者さんを笑顔にしていける臨床工学技士に夫婦で目指していきたいと思います。

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