217日、28日に開催予定の「IoT・ロボットを活用したスマート看介護勉強会」をご案内します。

 人手不足が深刻な看介護業界では、IoT・ロボットの活躍が期待されています。本勉強会では、首都大学東京システムデザイン研究科の久保田教授と東京都医学総合研究所の芝崎先生に講師をお願いして、看介護現場のニーズを踏まえた真に役立つ製品、売れる製品を開発するためのデザイン思考の開発手法を参加者に学んでいただきます。プログラムの概要は以下の通りです。

 〇217日 看介護IoT・ロボットの事例と製品開発の思考

講師:首都大学東京システムデザイン学部機械システム工学科教授 久保田 直行 様 

内容:看介護ロボットの活用事例の紹介、機械学習入門、デザイン思考による製品開発の進め方

228日 現場での製品ニーズと看工連携について

講師:東京都医学総合研究所 知的財産活用センター センター長 芝崎 太 様 ほか

内容:産官学医連携や都立病院等との橋渡し研究から、現場のニーズを紹介いただく。加えてニーズを持つ現場や関係団体などから意見を伺い、ものづくり中小企業が連携できる可能性を探る。デザイン思考の開発に関する簡単なワークショップも実施する。

 本勉強会参加企業の中で希望される企業を対象に、久保田教授、柴崎先生、看介護サービス企業、看護系大学、モノづくり企業の5者がグループを組んでデザイン思考による具体的な製品開発をシミュレートするワークショップの開催も予定しています。

医療現場のニーズから真に役立つ、売れる製品を開発するためにデザイン思考に基づく製品コンセプト作りから設計、開発、製品化の流れを学ぶことができますので医工連携を目指す技士さんにとっても大いに参考になる内容と思います。

IOT・ロボットを活用したスマート看介護勉強会

以上、宜しくお願い致します。