この度、平成29年12月6日から7日に名古屋市にある吹上ホールにて開催されました第4回メディカルメッセに参加いたしました。

メディカルメッセは中部地区の医療機器産業にフォーカスした展示商談会で、臨学産が一堂に会しニーズとシーズをマッチングし、新しい医療機器の開発・創出を目指した事業で、中部地方を中心として医工連携を模索する企業が多数参加しています。

当委員会は愛知県臨床工学技士会と協働し、来場者の方々に病院における医療機器がどのように使われているか展示や体験を通して知っていただき、それらを操作・管理している臨床工学技士や医療機器に対する理解を深めて頂くことや、臨床工学技士の医工連携との関りを知っていただく事を目的としました。

ブースの内容は手術室を再現した『展示エリア』や内視鏡装置体験など6種の機器が体験できる『体験エリア』、愛知県臨床工学技士会が集めた医療機器ニーズやアイディアを展示した『医療機器開発ニーズアイディアエリア』、当委員会がまとめている臨床工学技士の医療機器開発事例をポスターと実機を展示し紹介する『医療機器開発事例エリア』とし、多くの来場者に参加いただきました。また6日にはブース内で『プレゼンタイム』として協力企業と臨床工学技士がコラボレーションした医療機器紹介があったり、7日にはセミナー会場において当委員5名と愛知県臨床工学技士会の『臨床工学技士の医療機器開発事例発表ならびのニーズ発表』があったりと盛りだくさんの内容で、新聞社2社やテレビ会社3社の取材も受けることができ、多くの方々に目的を達成できたものと感じております。

開催当日の来場者は6日1696名7日2265名で、当技士会のブースには一日約400名もの来場をいただきました。多くの医療機器販売・製造企業の関係者の方々に臨床工学技士について、医療機器について、臨床現場についてのお話などをさせていただくことができ、臨床工学技士の医工連携の関りの重要性を改めて感じた2日間となりました。

最後になりましたが、ご協力いただきました関係各位、医療機器の貸し出しや医療材料の提供をしていただきました企業のみなさまに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。