私の両立奮闘記
球磨郡公立多良木病院 臨床工学部
坂本 元子
子供から大人まで様々な『両立』があります。例えば、子供だと『勉強と遊び』や『勉強とスポーツ』、大人であれば『仕事と趣味』や『仕事と家庭』、それぞれに様々な両立のスタイルがあります。
私達、大人であれば大半が『仕事と家庭の両立』という方が多いのではないでしょうか。私もその一人です。朝は眠くても家庭で一番に起き、朝食の準備に子供の見支度など、主婦の仕事を済ませ出勤します。働く女性はこんな私と同じような朝を毎日、繰り返されているでしょう。
職場に着くと休む間もなく白衣に着替え、臨床工学技士としての仕事が始まります。私が在籍する臨床工学部は透析業務・血管造影室業務・ペースメーカ・ME機器保守管理・高気圧酸素療法・・・と挙げればまだまだあります。臨床工学技士をフル活用と言った業務内容です。一見、業務が幅広くハードに思われがちですが、充実した臨床工学技士ライフを過ごしています。時に、体力の衰えを感じる事もありますが気力で乗り切り仕事に励みます。
忙しい一日の就労も終わり、白衣から私服へ着替えると主婦スイッチが入ります。帰宅後は休む暇もなく主婦業に専念、時間が経つのは早くいつの間にか就寝時間となります。1日が24時間では足りないと思うほど忙しい日もあります。このような多忙な生活の中で『仕事と家庭の両立』の安定したバランスを維持し継続する事は容易ではありません。日々、気負う自分を奮い立たせ『仕事と家庭の両立』に努めています。
能力を養う仕事、自分を成長させる家庭、この両者を両立させ更に自分自身が躍進できるため、これからもこの課題に取り組んでいきます。
女性のみなさん、がんばっていきましょう。