2018年4月18日から22日に東京ビックサイトにて「MEDTEC Japan 2018」が開催されました。
MEDTEC Japanはアジア最大級の医療機器の設計・製造に関する「アジア最大級」の展示会であり、医工連携を模索している企業や医療機器製造へ新規参入しようとする企業が多数参加しています。
当委員会では、医療機器のスペシャリストである臨床工学技士 (CE)の認知度向上と医工連携における臨床工学技士の活用促進を目的にして「日本臨床工学技士会ブース」の出展と「臨床子工学技士との交流セミナー」を企画開催いたしました。
「日本臨床工学技士会ブース」では模擬ICUの設置、医療機器保守管理の説明、臨床工学技士が開発した製品のスライドショーなどを行いました。
昨年同様、他に臨床現場を再現するような展示ブースは無かったため、多くの来場者の足を止め見学しておられ、展示会の中でも注目を浴びたブースとなりました。
また、開会中は時間ごとにブースツアーと題して、現役の臨床工学技士が展示しした医療機器とコラボして業務紹介すると会場の熱気はさらにあがり、ひときわ目立ったブースとなりました。模擬ICUでは、企業の方々が普段は入れないICUを、国産の医療機器を用いて再現し、実際の医療現場に近い状況を体感いただきました。
「臨床子工学技士との交流セミナー」では、当会の野村副理事長と北里大学の廣瀬教授を初めとした臨・学・産連携推進委員会の委員等7名の講師恒史にご登壇頂きセミナーを開催しました。
セミナーの参加者の多くは、医療機器製造業、販売業、商工会議所等の支援機関、臨床工学技士の存在を初めて知った聴講者など、医療機器分野における臨床工学技士を十二分にアピールできたのではないかと思います。
昨年に引き続き2回目の展示になりますが、来場していただいた医療機器開発企業の方のなかには、まだまだ臨床工学技士の存在を知らない来場者もおられり、臨床工学技士の認知度の低さを改めて実感しました。臨学産連携推進委員会の役割として、医工連携に向けた取り組みの重要性と意義を改めて感じる機会となりました。この場をお借りしまして、ご協力頂きました関係各位、関東各県の臨床工学技士会の皆様には深く御礼申し上 げます。
【開催概要】
1. 開催日時 平成30年4月18日(水)~22日(金)
2. 開催場所 東京ビックサイト 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
 ■ 出展会社       544 社
 ■ 総来場者     31062 名
 ■ セミナー参加者    60 名 (臨床工学セミナー)
3. 参加者
| 役割種別 | 氏名 | 所属 | 
| 講師 | 廣瀬 稔 | 北里大学医療衛生学部 | 
| 野村 知由樹 | 公益社団法人日本臨床工学技士会 副理事長 | |
| 石田 稔 | 国家公務員共済組合連合会 | |
| 奥田 晃久 | 東京慈恵会医科大学 | |
| 阿部 博樹 | 医療法人康曜会 | |
| 肥田 泰幸 | JA山口県厚生連 | |
| 松本 幸一 | 株式会社トマーレ 開発部 | |
| 臨・学・産連携推進委員会スタッフ | 加藤 委員長 | 日臨工 臨学産連携推進委員会 | 
| 野村 委員 | 日臨工 臨学産連携推進委員会 | |
| 関根 委員 | 日臨工 臨学産連携推進委員会 | |
| 阿部 委員 | 日臨工 臨学産連携推進委員会 | |
| 西垣 委員 | 日臨工 臨学産連携推進委員会 | |
| 前田 委員 | 日臨工 臨学産連携推進委員会 | |
| 小野 委員 | 日臨工 臨学産連携推進委員会 | |
| 松田 オブザーバ | 日臨工 臨学産連携推進委員会 | |
| 西 オブザーバ | 日臨工 臨学産連携推進委員会 | |
| 支援 | 奥田 様 | 東京都臨床工学技士会 | 
| 林 様 | 東京都臨床工学技士会 | |
| 曽我部 様 | 群馬県臨床工学技士会 | |
| 鳥越 様 | 栃木県臨床工学技士会 | |
| 海老沼 様 | 栃木県臨床工学技士会 | |
| 福井 様 | 茨城県臨床工学技士会 | |
| 芳森 様 | 千葉県臨床工学技士会 | |
| JIN LINLIN | 亀田総合病院 | |
| 王 柳艶 | 千葉県臨床工学技士会 | |
| 白石 様 | 栃木県臨床工学技士会 | 
4. 企画内容
① 模擬ICU

② ブースツアー


 

 
 
 

 
 




 

 
