「組織力向上のための20~30歳代の臨床工学技士(若手会員)の意識調査アンケート」
当会の会員構成は、20~30歳代の各位(若手会員)が約70%を占めています。この ような環境下において、“若手会員”の現在の意識を正しく理解しつつ、未来の臨床工学技士および各技士会のあり方を見出す必要があります。
また、上記に加 え、近年女性会員も年々増加傾向であることに鑑み、女性会員からの意見・提案等も十二分に吸収してゆくことは当然の時代になっています。 以上より、“若手会員”を対象とした意識調査を実施いたしました。
(1)対 象 20~30歳代の(社)日本臨床工学技士会正会員 6189名
有効回収数 2264名(回収率36.6%)
(2)調査方法 郵送にて送付後郵送回収(マークシート方式)
(3)調査期間 平成19年12月上旬~同年12月31日
アンケートより『日臨工の行動指針=諸先輩方の考え』と『若手会員が日臨工へ期待すること=若手の想い』が一致していることが分かりました。
70%を占める若手会員の声・行動 (具体例:選挙の投票、種々委任状の提出やアンケートへの回答に自らが積極的に参画すること)が、そのまま日本臨床工学技士(会)の声・行動に直結することを確認しています。
若手会員各位の声・行動・積極的な参画が、 明日の臨床工学技士(会)の輝く未来に直結することを意味しています!!
また、アンケートには、近年の女性会員の増加に伴い「仕事と家庭の両立」に関する意識 調査を盛りこみました。結果、さらに仕事と家庭が容易に両立できるような雇用環境の整備と、女性が長期的なキャリア展望を持てるような意識改革が必要であ る現状を把握することができました。
今回のアンケートの結果をふまえた小冊子「若手会員への提起」を2008年4月に発刊し、(社) 日本臨床工学技士会の全正会員宛に送付しています。
アンケートのご協力 ありがとうございました。 アンケート結果から考察された提案は、平成20年5月に秋田市で開催された「第3回全国臨床工学技士会代表者意見交換会」および「第18回日本臨床工学会のポスターセッション」にて報告させていただきました。