臨床工学技士の輝ける未来のために

我々臨床工学技士という職種は、医療機器の進歩に伴い誕生し、これまでの30年間では、幾度となく時代に合わせて業務展開してきた経緯があります。士業、つまり「-士」という名称は( さむらいぎょう)とも呼ばれ、未来の開拓者としての立ち姿を示すべく、誕生にご尽力いただいた先生方に付けていただいた名称であり、先輩方の努力により開拓・発展してきました。

今後、10年間は2030年問題などで言われているように、特に「変革」を求められ、時代に合わせた業務展開が迫られていると言っても過言ではありません!

臨床工学技士の今後を考えますと、年間2000人強の方々が養成校を卒業し、国家資格を取得しています。就業年数40年で雇用枠を考えますと、単純計算でも8万人以上が働く職場が必要となります。

 

就業者数 = 2000人 × 40年 = 8万人( 現在の約2倍以上)

 

これまでは、透析患者数の増加に伴って技士数も増えていた側面がありますが、いよいよ透析患者減少時代に入ってきます。 また、高度急性期医療へのシフトにより看護師が病棟で余った場合、例えば手術室で中途半端な業務しかしていないと、看護師に業務を奪い返されるかもしれません。雇用確保という面からも、変革を迫られつつあるのが現状です。 若い方は、これから何度か変革を求められるほど長い間仕事をしないといけませんので、未来を見据えて、現状にあぐらをかかず、日々を過ごしてほしいと思います。

 

Copyright© 2012 Japan Association for Clinical Engineers. All Rights Reserved.