男の子育て

琉球大学医学部附属病院
ME機器センター
兼城 悠司

 主な業務は、人工心肺・補助循環業務に携わっている。入職して以来、ほぼ全症例の心臓血管手術や、ICUでの補助循環業務に立ち会っている。もちろん夜間休日の緊急対応するために、毎日がオンコールで待機状態。沖縄という島である環境からか、病院から1時間以上離れた所には行かない状況と、すべての体外循環に関与していきたいと思っていたので、病院から着信があると、何があろうとすぐに病院に向かうという環境に慣れてきていた。しかし、子供が生まれることで、そんな環境ではやっていくことが出来ない事に気が付いた。

共働きであるため、子供が風邪をひいて保育園から呼び出しがあった時、すぐには行けない。妻に連絡し、自分の業務も誰か他の人が代行できるか調整しなければならない。最悪は、両方の母に連絡して、子供の迎えや病院の受診まで頼むことになる。自分が、休むことになっても、バックアップや、オンコール体制を整えていない分、家庭の事で急に他の人に自分の業務を頼むのは心苦しい。

今後は、ローテーションや、バックアップ体制を整えていくことが必要であると感じた。

しかし、育児をするようになって、時間に追われるようになり、時間を有効に使うように努力するようになった。業務中の空いている時間は、前倒しで機器の点検をしたり、仕事が効率よくスムーズになるような工夫をしたり、残業しないように時間の調整をするようになった。

 やはり、職場同僚・家族など、様々な人の協力なしでは子育ては出来ない。

 今度は、妻の代わりに自分が育児休暇をとることになるとどうなるのかと考えると、想像もつかないが、今後は考えていかないといけない事だと思う。

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